ポルシェのSUV向けの特許
ポルシェにはカイエンやマカンというSUVモデルがあります。
通常、SUVは何かを牽引したりというハードな使い方が出来るモデルとしても存在しているわけですが、ポルシェの場合はSUVであっても「ポルシェ」として速く走ることが出来るその性能においても妥協することはありません。
この「牽引とかも出来ちゃう」と「ポルシェとして走行性能もすっごい」を両立させるべく、ポルシェが新たに特許を申請したみたい。
米国特許商標庁(USPTO/United States Patent and Trademark Office)と、ドイツ特許商標庁(DPMA/Deutsches Patent- und Markenanmt)に出願された特許は「アクティブ・ディフューザーデザイン」。
SUVのエアロダイナミクスの効率を良くする為の自動的に展開可能な牽引ヒッチについて、といったところでしょうか。
このデザインはそこそこ単純なつくりなようで、リアディフューザーがいくつかのパーツに分かれていて、それらがそれぞれ必要に応じて上下するアクティブであるというもの。
ディフューザー全体が下向きに傾斜し、リアの空洞部分を開いてそこに隠されていた牽引ヒッチを出す…みたいな。
つまりは車の停止時にディフューザーフラップが完全に開いて牽引ヒッチを出すこともあれば、ヒッチを隠してディフューザーの向きにより車両の空力効率をあげることも可能という感じ?
些細なことに思えて、EV(電気自動車)となっていくSUVたちにとってはそのエアロダイナミクスにおける効率性は非常に重要な問題となってくるわけですから、走行性能に違いを生んでくるこの部分にもしっかり対応していくということなのでしょうね。
最初に適用されるのはEVマカンちゃんなのかな。どうでしょう^^?
特許申請内容のダウンロードはこちらから(英語)↓