ポルシェ・クラシック・コミュニケーション・マネジメントシステムが日本でも販売開始に

ポルシェクラシックコミュニケーションマネジメントとは

2020年4月に海外でこのポルシェ・クラシック・コミュニケーション・マネジメントというものが発表されたことを書いていました。

ポルシェ・クラシック・コミュニケーション・マネジメントとは：

クラシックポルシェ(いわゆる古い世代のポルシェ)でも、デジタルラジオ局の受信、アップルカープレイとの連携、SDカードやブルートゥースを介したメディア再生などを可能とさせるもの。

クラシック・ポルシェでアップルカープレイやスポティファイを楽しむ

海外で発表された際の商品詳細等についてはこちらをご参照頂けたらと思います→ クラシック・ポルシェでアップルカープレイやスポティファイを楽しむ

今回、日本でも2021年9月より以下の2種類の商品が全国のポルシェセンター、そしてポルシェクラシックパートナー店での購入が可能となったとのことです。

• ポルシェクラシックコミュニケーションマネジメントシステム (PCCM)
• ポルシェクラシックコミュニケーションマネジメントシステムプラス (PCCM Plus)

これで日本にいらっしゃる方でも手軽にこのシステムの導入検討が出来るようになりましたね＾＾

日本で販売されるこれらPCCM、そしてPCCM Plusの詳細内容は以下の通り：

PCCM、PCCM Plus対応車両

• PCCMは3.5インチディスプレイで、Fモデルから993モデルまでのすべての911と、トランスアクスル車両に対応
• PCCM Plusは7インチディスプレイで、996モデル(911)と986モデル(ボクスター)に対応
• 残念ながらポルシェ356とカレラGTには対応できず

日本版 PCCM、PCCM Plus 商品概要

• 高解像度タッチスクリーンと、アップルカープレイを搭載 (PCCM Plusの方ではさらにGoogleのアンドロイドオートにも対応)
• 日本で販売される日本仕様版では、ラジオバンドも日本のレンジに設定が合わせてある
• デザインはクラシックポルシェのインテリアに完全に溶け込むスタイリッシュさ
• 3.5インチ(PCCM)と7インチ(PCCM Plus)のディスプレイはタッチスクリーン、他にもボタンと回転式押しボタンコントロールで操作可能
• 高解像度タッチスクリーンディスプレイは目的を簡単に選択できるよう最適化されている
• 各商品ともiPhone、USB、AUX用のインターフェイスを提供する外部メディアボックス付き
• 連絡先へのアクセスを含む電話機能はBluetooth経由でも利用可能
• オリジナルのサウンドシステムはデバイスと結合
• ナビゲーション機能はアップルカープレイのアプリから利用可能

日本版 PCCM、PCCM Plus 価格

日本版のこれら2つの商品の販売価格は以下の通り：

ポルシェ クラシック コミュニケーション マネジメントシステム (PCCM)
911F～993、924、944、968、928用　
希望小売価格(税込)　￥213,400

ポルシェ クラシック コミュニケーション マネジメントシステム (PCCMプラス)
996、986用　
希望小売価格(税込)　￥239,800

クラシックポルシェを、オリジナルの状態のまま楽しまれる方もいらっしゃれば、こうしてPCM部分だけは最新のものに変更して、より便利に快適にクラシックポルシェを楽しまれる方もいらっしゃるかと思います。

すでに販売されてから何十年もたっているモデルたちに対しても、まだまだこういった新しい選択肢を増やしてくれるポルシェがとても素敵だと思います。

そしてやっぱり何が1番凄いって、それだけまだまだ多くのクラシックポルシェたちが現役で走り続けられているということなわけですよね。

うーん、やっぱりさすがポルシェ＾＾！

以下、関連動画2つです：

出典：
◆ (公式)ポルシェクラシックコミュニケーションマネジメントシステムの販売を開始
◆(公式)In the style of the times: Porsche Classic Communication Management　
◆(公式)Porsche Classic Communication Management systems　

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