北米ポルシェの新たなPresident&CEOにKjell Gruner氏が就任へ
先日、北米ポルシェのCEOが変わるかもしれないということを書いていたのですが、その翌日2020年9月15日に正式にポルシェより、北米ポルシェ(Porsche Cars North America Inc.)のCEOが交代することが発表されました。
現在のCEOであるKlaus Zellmer氏に代わって、次期CEOとなるのはKjell Gruner氏、53歳。現在のチーフマーケティングオフィサー兼グローバル・バイスプレジデント・マーケティングという役職の方だそうです。
Klaus Zellmer氏は、フォルクスワーゲングループ(Wolfsburg)のボードマネージメントメンバーとなり、そのセールス・マーケティング・アフターセールスの責任者になるとのこと。
Grunerさんはドイツとアメリカで学び、ボストンコンサルティングでのいくつかの部門での勤務経験、またダイムラーAGでのメルセデス戦略のディレクターを務め、2010年からポルシェAGにてチーフ・マーケティングオフィサーとして、ポルシェのグローバルなブランドとしての発展に貢献されてきた方だそうです。また、ポルシェ・スマートモビリティ GmbHのマネージングディレクターでもあります。
Grunerさんはアメリカはアトランタにある北米ポルシェのCEOに2020年11月1日より就任予定。
それまでの間、日々の業務管理の責任はCFOのThierry Kartochian氏と、COOのJoe Lawrence氏にて分担されるとのこと。
さてさて、この北米ポルシェCEO交代のウワサが出るもっと前の2020年6月くらいから囁かれている、ポルシェAGの社長であるオリバー・ブルーメ氏が、次期フォルクスワーゲンの社長に指名されるのでは?という話の方はどうなっているのでしょうね?
北米ポルシェCEO交代も正式発表となったので、オリバー氏に関してもまた近いうちに動きが出てくるのかもしれませんね^^
出典:(公式) New President and CEO for Porsche Cars North America