先月『公道仕様のポルシェ917誕生から50年目、ポルシェ963でも公道を走るモデルが発表されるかも』ということを書いていたわけですが、今回はポルシェがさらに動画を公開し、このたぶん公道を走ることが出来るポルシェ963の名前が『ポルシェ963 RSP』であることが明かされました。
今回公開されたポルシェからの動画は、なんというかポルシェのAMSRというような感じにも取れるもの。
ポルシェのフェンダーを研磨する音、ミシンの音、切る音、材料を混ぜる音…ポルシェがエンジン音などでなく「ポルシェを作る工程」での音でAMSR動画を作ったような感じになっています。

さてそして動画の最後にはこの作られている車のバッジと思われるものが表示されるわけですが、それが「963 RSP」というもので、この963RSPというのが今回作られるポルシェのモデル名になるものと思われます。
さてでは、この963 RSPのRSPとは何を意味するのか?
現在最も有力と思われる説が:
”この車はペンスキー・ポルシェ・モータースポーツチームのオーナーであり、ポルシェのレーシングファクトリーパートナーであるロジャー・シール・ペンスキー氏に送られる車なので、彼のイニシャルであるR.S.P (Roger Seale Penske)の名前がついている”
というもの。ははーん、そう言われるとそうなのでは!って思っちゃう(←単純なのでいつもすぐ思い込む(笑))。

まあこの公道を走ることが出来るポルシェ963かもと言われているお車がPenske氏の為に用意されているのかどうかはわかりませんが、少なくとも今回のこの963は「たった1台のみ」生産されるお車となるようです。
なぜならそれは、今回ポルシェが公開された動画につけられている説明で
『a one-of-one vehicle crafted with precision, purpose and detail at every touchpoint. (あらゆる部分において精密さ、目的、そして細部へのこだわりをもって作り上げられた1台だけの車両)』
と言われているから。

たぶん世界にたった1台だけとなるポルシェ963。
これまたたぶんですが2025年6月14日に開催されるル・マン24時間レースでの発表となりそうなので、楽しみにしたいと思います。
まずはペンスキーさんのお車なのかどうか、本当のRSPの意味はなんなのか?の答え合わせが知りたい^^!
こちらが公開された動画です(0:39)↓
出典:
◆Porsche Is Teasing Us With Glimpses of a One-of-One Hypercar Called 963 RSP