ボクスター購入:718 Boxster GTS 2.5 左MT
またまたいきなりのご報告ですが、718ボクスターGTS (2.5)が納車されました^^
「いきなり」のご報告となったのは、これは私のなかでも本当に「いきなり」の出来事であり、今回のこのボクスターと出会ってから購入を決めるまでにかかった時間は過去最短。数時間?
このボクスターに出会う前に「良いボクスターが出てきたら教えて下さい」とお願いしてあったとか、そういうことも一切ないのです。
それなのに、ただ本当に偶然に目の前に現れてくれたこの718 ボクスター GTS (認定中古車)。見せて頂いた時に「あ、これだ」って、何か唐突に自分のでストンとくるものがあって。
夢のポルシェ左マニュアル車
即決した1つの理由はこのボクスターが左ハンドルマニュアルトランスミッションであったことが大きいです。
私がMT運転を初めて学んだのが海外であり、愛車がMT車であった時も(海外であったので)左ハンドルだったことから右手でのシフトチェンジでなければ運転しづらいのです。
よってMTの場合のみ、左ハンドルにこだわっています(PDKなら右でも全然OK^^)。
ずっと私の中で「いつかポルシェの左MTに乗りたい」と思っていたわけですが、今のご時世ではもう色々なポルシェモデルのオーダーも出来なくなってきていたり、オーダーできたとしても本当にその車が来てくれるのか、いつ来てくれるのかがまったく見えないような状況です。
私の中でなんというか「このままではポルシェの左MTを楽しめる日が来なくなってしまうかもしれない」という変な焦りがあり、そんな時に目の前に現れてくれたこのボクスターが「私は左MTだよ、乗ってみたら?楽しいよ?」と言ってくれているような気がしたのです^^
購入を決める前に運転席に座らせて頂いた時も、なんとも「ああ」って本当にすっと自分の中で納得できた感があって即決でした。
本当に不思議なのですが、今回のポルシェは私の中で3つの「購入しないと思う」と思っていた3つが揃っていた車でした。
その3つについて書きたいと思いますが、今から書くそれぞれについて否定しているものではありませんので誤解のないようお願い致します。
どのお車たちもとても良いと思っていて、それぞれに良さがあることも理解しています。ただ、各人には趣味だったりこだわりだったりするものがあるのも事実であり、これはあくまでも「私が自分用に買うのだったら」というだけのお話です。
それを前提に「自分用としては購入しないと思う」と思っていた3つが何かというと、1つ目が911ではないということ。
今まで911以外のポルシェモデルに乗らせて頂く機会は何度かあり、どちらのモデルも毎回乗るたびに「最高!」となっていたのは事実ですが、やっぱりそれ以上に911が大好きすぎるため、実際に自分が乗る為に「購入する」のは911だろうと思っていました。
そして2つ目が赤い車であること。
我が家の過去のフェラーリも赤でしたし、夫は以前赤い車に乗っていましたし、赤い車ももちろんカッコ良いと思っています。ただこれも自分用としては「赤を選択することはない」と思っていました。私はいつも地味な色ばかり選ぶ傾向にあるので…^^
さらに3つ目。これが私にとってはかなり致命的にありえなかったもので、それが「幌が青色」というもの。
これについてももちろん完全に私の好みの問題であり、このお車をオーダーされた元オーナー様だったり、他にも赤ボディ+青幌の方はいらっしゃいますし、この組み合わせを否定しているのではありません。
ただ私の中では例えボディが何色だったとしても「幌は黒」が好みであったので、赤ボディに青幌ということをなかなか受け入れられずにいました。
こうしてじっくり考えてみたら、3つも「自分でオーダーするなら選択しないだろうな」と思えることが重なっていたのにも関わらず、それでもこのボクスターに会った時にはもう瞬間的に「この車を運転したい」ってなってて受け入れている自分がいました。
※幌については購入を決めたあとにも色々と悩み「幌交換する!」ってなっていたので、またこれは別途記載したいと思います。(この件についての続きはこちら→718ボクスターの幌交換を検討していました)
718ボクスターGTS、楽しい!
納車されたその日さっそく少しドライブに行ったのですが、まずは夫の運転から。夫は運転しながら「これは楽しい!」とやたら楽しそう。
私はその後まずは都内を下道で走ってみたのですが…ううーーん、これ、もう、あの、ハイ、楽しい!!!
めちゃめちゃ楽しい!!
この一言です。
楽しい!!(しつこい(笑))。
あまりに楽しくて、納車されてすぐに1人で千葉県をまわる300キロドライブに行っちゃいました。楽しかった~。
その時立ち寄った「渚の駅たてやま」、景色もよければお魚が見られる水槽とかもあって楽しかったです^^
もうね、なんというかボクスターはまずとってもとっても運転しやすいから、変に緊張することもなく(ひどい坂道とかがなかったこともあり今のところまだエンストもなく(笑))、なんだろう、本当に最初からいたって自然に運転できちゃう。
911よりも小さいからかそういう点でもとても運転しやすいし、もうあのすみません、具体的なことを何も文章に出来ない語彙力ゼロですが、とにかく楽しいのです。
楽しくて、楽しくて、運転しながら出てくる感情は「あ~ボクスター可愛すぎる~!!」。
さっきまで言っていたことと完全に矛盾しますが、もうこの時点で「これ、赤色だからこんなにもさらに可愛いんじゃないかな」と勝手なことを思い始めるくらいで(単純(笑))、シフト操作しながらボクスターを運転する喜びが溢れまくり。
ポルシェボクスターMTのオートブリッピング初体験
スポーツモード以上でオートブリッピングになるからやってみたら、と夫に言われてそちらも体験。
今までこのポルシェのMTでのオートブリッピングって自分自身の運転で体験したことがなかったので今回が初体験でしたが、これまたビックリ。
あまり何も考えずにシフトダウンしても、ボクスターが勝手に綺麗にあわせてくれて、これはPDKですか?というくらいショックなし。
あまりに綺麗に自動的に合わせてシフトダウンしてくれちゃうので、これは「もしかして私ってMT運転上手なのでは?」と錯覚しちゃう危険性大^^
すぐ調子に乗る私なので、しばらくはノーマルモードでオートブリッピングなしで運転したいと思います。その方が何気に楽しいし。
まだまだ下道でたらたらと走っているレベルの話ですが、それでも今まで普段PDKでパドルでシフトダウンすることに慣れているからか、思ったよりも音と感覚でショック少なくシフトダウンさせられる気がしました。
※「オートブリッピングなしでMT練習して楽しんでいます」とポルシェセンターの新車担当営業様にお伝えした時「ヒール&トゥですか!」と言われたのですが、いえいえ、私の場合そんな凄いレベルのお話ではありません~(笑)。
以前5年半くらいマニュアル車が愛車(VWゴルフ)だったのですが、その時の楽しさがまた蘇ってきて、かつそれが今では大好きすぎるポルシェであるということが最高にさらに嬉しい。
ボクスターは911よりも軽く、さらには良い意味で速すぎないことからいっぱい色々と公道でも(911より)踏んで楽しめる感があること、そしてもちろん屋根が開くこと…様々なことがあわさって、私にとってまたさらなる今までとは違う最高のポルシェ体験を与えてくれる車となっています。
前のオーナー様のこだわりもとても好きで、GTSのアルカンターラのシートをあえてクレヨンカラーのレザーにされてシートベンチレーションがついていたり。
あとは前にも書いたことがありましたが、ボクスターのこのシャープなプレスラインというの?がホント好きで。911にはないもの。
あとはこのボクスター、タイヤがピレリ P Zeroでした。
そんな時ちょうど子供が「これ、タイヤあるよ」と見せてくれたピレリ P Zeroのタイヤキーホルダーがあったので、それをとりあげてもらって今回の718の鍵につけてみました。
なかなかイイ^^
またこれからもこの718 ボクスター GTSでもいっぱい楽しませて頂こうと思います。
ボクスターちゃん、来てくれてありがとう!!前のオーナー様もステキなボクスターをつくって下さりありがとうございます^^
2023年は赤いポルシェでも走ります!