LED搭載ドローンを使ってのライトペインティング
以前、ポルシェが『#GetCreativeWithPorsche』というシリーズの中でも教えてくれていたライトペインティングという撮影方法がありました。
簡単にいえば、暗闇のなかでライトを長時間露光で撮影することによりそのライトの光を「形」として撮影することが出来たり、または車などの被写体をライトで照らしながら周りつつ長時間露光撮影することによって、暗闇のなかに車だけが明るく照らされたように撮影することが出来るというもの。
今回、この手法を利用してポルシェ・ミドルイースト&アフリカの『Reflections of Passion』というマーケティングキャンペーン用の撮影をされた方がいらっしゃいました。
撮影された方はビジュアルアーティストで、かつ商業美術写真フォトグラファーのBaber Afzal氏。
彼が今回使った「ライティング」はドローンを使ったものであったので、暗闇のなかにその「ライト(光)」がイメージを作り出していてとても幻想的な作品になっています。
撮影対象となったポルシェはパナメーラ。
撮影に使われた機材は以下の通り:
- キヤノンEOS 5D Mark IV
- キヤノン16-35㎜ f/4L IS USMレンズ
- 三脚
- ドローン:DJI Inspire 2
ちなみにドローンの操縦はBachir Photo Phactoryによるもので、ドローンに強力なLEDライトをつけて撮影。
撮影場所はアラブ首長国連邦のコールファッカン(Khor Fakka)近くの岩と砂ばかりの谷。
このドローンライトペインティング手法は、Reuben Wu氏という方の作品にインスパイアされたものだそうです。この方の作品もまたすごい~(お名前のリンクから作品を見ることが出来ます)。
今回の写真を見て、以前観たドローンエンターテイメントの『CONTCT』を思い出しました。
参照記事:東京モーターショー2019: ドローン・エンターテイメント『CONTACT』を見ました
ドローンを使ったこういう撮影作品などには、なんとも宇宙的というか未来感ありますね^^
出典情報:
◆ LIGHT PAINTING A PORSCHE PANAMERA PROMOTIONAL CAMPAIGN USING DRONES
◆ Porsche's Surreal Nighttime Photoshoot Was Lit With Drones in the Desert
◆ 写真家Baber Afzal氏 インスタグラム