約1年半もの間、運転することが出来なかったカレラGT
ご存知の方もいるかと思いますが、ここ1年半くらいの間ポルシェが誇るV10エンジンを搭載したスーパーカーであるカレラGTは全世界のすべての個体に対してリコールが出されていて、さらにはそれにより「運転停止」とされていました。
リコール内容はサスペンションに関連するもので、コントロールアームが腐食して故障した場合に事故につながる可能性があるというものなわけですが、現在まで対応策がなく世界中のほとんどのカレラGTたちは走ることも修理も何も出来ないペンディング状態に。
※対象となる部品を検査した結果、走行してOKとポルシェから許可された車両は運転可能だった。
でも、ついにここにきてポルシェがこの問題を解決する準備が出来たとのこと。やっと!
さらにここからはアメリカでのお話なので、日本や他の国でも適用となるのかはわかりませんが、今回のリコールは修理までに約1年半を要してしまったとのことでそんな長い期間、車を動かせなかったことによりタイヤなども乾燥し劣化することが想定されるから…か?なんと今回の件に対しポルシェはカレラGTを新しいサスペンションアームで修理するだけでなく、とあるキャンペーンも実施。
それが「(カレラGTのリコール修理をした人には)カレラGT用の新しいミシュラン・パイロットスポーツカップ2(Nタイヤ)をプレゼント」というもの。
ポルシェにしてはなかなか太っ腹すぎる~。
…まあ、でもカレラGTという車を1年半もの間「運転しちゃダメ」とされていたので、そのくらいはしてもらってもいいかなとオーナー様たちは思われるかな^^
日本でも早くリコール対応がされ、さらにはこのミシュランタイヤをプレゼントしてくれるキャンペーンも適用されると良いですね。
イベントなどでまたカレラGTに会える日が来るかと思うと嬉しい^^
出典:
◆Our Global Nightmare Ends: Porsche Finally Has A Fix For Carrera GT Suspension Failures
◆Porsche Carrera GT Owners Will Finally Be Able To Drive Their Cars Again After More Than A Year In Recall Purgatory