道路緊急ダイヤルは#9910
先日、首都高速を黒カレラ(991.2)で走っていた時のことです。
まあまあ全体的に車がいたのでそんなに速く走っていたわけではなかったものの、だからといって特に必要以上に(混雑による)スローダウンなどすることもなく普通に走ることが出来ているような状況でした。
そのような状況下でぶぃ~んと911を走らせていたのですが、それは本当に一瞬の出来事でした。
唐突に前を走る車のブレーキライトが点灯したと思ったら、それが思った以上に急ブレーキ。
ドライブレコーダーからとった画像からだと、前の車がはるか前の方に見えますが、実際の感覚ではこんなに離れていなくてもっと近い感覚です。
前の車がいきなり急ブレーキで減速したので「なに?どしたの?」と思った瞬間、今度は目の前に落下物が登場。
うわぁ。結構大きい。
これは乗り越えられないやつ!よけなければ危ないやつ!
この画像からでは緊迫感が伝わらないかもしれませんが、本当にこれ、普通に走っている時から落下物があると気づくまでは一瞬の出来事でした。
落下物は、前の車がそれをよけて通るまで私には見えなかったわけですから。
「911はやっぱり気持ちイイな~」からの「え、前の車が急ブレーキ?」ってなってからの…「わ、なにか落ちてるじゃない!」ってなるまで、本当に数秒。
前の車が急ブレーキした瞬間に私ももちろんブレーキをして、さらには落下物を確認した瞬間、ハザードをつけてさらに減速。
たぶん私の黒カレラ人生の中で最も迅速にハザードを押すことが出来た瞬間だったと思います。火事場の馬鹿力というか、なんというか緊急時のハザード早押し力(笑)。
急ブレーキしすぎないようにはしつつも減速せざるは得ないわけで、ハザード&ブレーキをした時はバックミラーを見つつ後ろの車も止まるのが間に合って~!と願うしかありませんでした。
減速後はゆっくりと右側の方に寄ってなんとか落とし物に接触することなく通り抜けられました。
幸いなことに後ろの人もブレーキが間に合って、追突することもなく落下物を回避。良かった。
状況からすると、落とされてすぐだったのかな?
落下物はなんだか柔らかそう(布みたいのが丸められた感じ?)ではあったものの、普通に走っているくらいの速度でこれに接触したり乗り上げたりしていたら大変だったと思うので、とりあえず何事もなく通りすぎることが出来て良かったです。
そして、こういう落下物を発見した時に報告する為の電話番号は、その番号が黒カレラの991型と同じ番号である『#9910』であることから記憶はしていたのですが、実際にはかけられませんでした。
報告しなければ!と思ったのですが、Bluetoothで車にスマホをつなげているとはいえ、着信を受けるのとは違って高速を走りながら電話をかける(=ナンバーを押す)のが難しかったというのと、あとは通りすぎたあとに「後ろ(の人達)、大丈夫かな?」と見たり「はぁ、どきどきした」とか思っていたら、あっという間に距離が進んでしまい、もともと土地勘のない私は「物が落ちてたのってどこら辺だっけ?」となってしまったのでもう説明出来ないという…。
なんとも使えない人じゃないの!と、役に立たない自分に反省。
ここまで大きなもので、かつしっかり避けなければぶつかってしまう場所に落ちている落下物ではないにしても、もっと小さめのものとかに最近頻繁に遭遇する気がします。
気をつけないとですね~…というより、落下する可能性があるような荷物を載せている方が荷物を落とさないようにより気をつけないとですね。
あー怖かった。
出典:首都高ドライバーズサイト