猛暑の炎天下の車内でクッキング
ちょっと前に、猛暑の炎天下の車内にクッキー生地を置いておいてクッキーを焼いたり(笑)、アルミホイルに包んだ食材をホイル焼きにしたり、生卵を割ったフライパンを置いて、目玉焼き作りに挑戦していたり、卵を割らずにそのまま置いておいて、温泉卵にしている…という記事を見ました。
さすがにクッキーやホイル焼きは挑戦するのにひるむ内容だったのですが、卵ならなんとかなるかも?と思い立ち…。
夫は「やるならフライパンで目玉焼きじゃない?」なんて言っていましたが、もし出来上がらなかった場合の処理に困るので(笑)、今回、富士スピードウェイにSuperGT第5戦を見に行くのに合わせて、こちらの「ポルシェで温泉卵クッキング」にも挑戦してみました!…って、我ながらおバカすぎる…(笑)。
ポルシェ911で温泉卵を作ることは出来るのか??
というわけで。まずは現地につくまでに揺れて生卵たちが割れないように、転がり防止のペーパータオルを敷いた容器に卵たちをぴっちり入れて、富士スピードウェイまで運びます。
卵の色が2種類あるのは、こだわりではなく、いつも適当に2種類買っているので、偶然です(笑)。
さらに。ただダッシュボードに置くだけよりも、もっと熱を持たせた方が良いに違いないと思って、なにか黒い袋に入れようと思いました。車外から卵を置いているのが見えたら、何だか恥ずかしいし…という、よくわからない羞恥心もあり(笑)。
家の中で「黒い布とか、黒い袋とか、たまごたちをつつめるものないかな…」と探そうと思って、1番に思いついたのが!!こちら!!
そう、6月に参加させて頂いた軽井沢へのポルシェはラリーイベントで頂いた黒い袋。完璧です。そうか~、この袋は、私たちに「ポルシェクッキングをしてね」という為のモノだったのね~と勝手な解釈←絶対に違う(笑)。
使い道を悩んでいた、こちらのラリー仕様の黒の袋に、さきほどの容器に入れた生卵たち(フタははずしたまま)をいれ、包んでダッシュボートの上に設置します。
ネットに書いてあった情報によると、たまごの「白身」は63度から固まり始め、「黄身」は70度で固まるそうです。なので、温泉卵を作る為には63度以上70度以下の温度につけておけばOKということで、ゆで卵を作りたいなら、卵の中心の温度を70度以上になるようにしなければならない、ということのようです。
さてさて、どうやることやら。この状態でたまごたちを、暑く(熱く)なるだろう車内に放置して、私たちはカレラカップとSuperGT観戦に向かいました。
これだと、外から見ても、まさか生卵を置いているとは思われないと思うので(ですよね?!)、良い感じです↓
今回のダッシュボードクッキングの設定条件
さて。たまご達を車内にセットしてから、私たちがレース観戦を終えて帰ってくるまでの時間、約6時間です(9:00~15:00)。
15時に車に戻ってからは、エアコンをかけた快適な車内で持ち帰ったので、クッキング時間は実質こちらの6時間だったと思います。完全なる影のない、炎天下での駐車状態です。この日の気温(卵放置の6時間)は32~35度くらいだったと思います。
私のポルシェの色はジェットブラック。さらに黒の袋につつんでいます。車はもうトランクも素手では閉められないほどの熱さになっていて、車内も死にそうな暑さです。最初はハンドルもさわるのが不可能なくらの熱さ!!
ポルシェクッキングの結果!車内で温泉卵が出来た!
さ~どうでしょう!家に帰ってから、たまごを割ってみました!!おおおおおお。
すごい!!出来てる!!!8個用意したうち、半分くらいはちょっと固めよりの温泉卵な感じに出来上がっていて、残り半分は「ちょっとゆるい感じのゆで卵」になっていました!!
すごい!!感動です。いや~本当にちょっと感動しました(笑)。つまり、炎天下に駐車しているポルシェの車内は相当な暑さになっているということですよね(たまごたちは、さらに黒い袋に入っていたとはいえ)。
いやいや、私、温泉卵&半熟のゆで卵、大好きなのでこれから、炎天下に数時間駐車することがある時は、たまごを持ち歩こうかと本当に思っちゃいます(笑)。
自然の太陽熱を利用した、かなりのエコクッキング。炎天下に駐車される機会がある方は是非お試し下さい(安全性の確認は各自で…)。
…っていうか、ポルシェセンターの方たちも外に止めている車たちに、たまご置けばいいのに!今度提案しておこう…(絶対に却下される…(笑))。
というわけで、ポルシェ911で温泉卵(ゆで卵)は出来る!という結果に終わりました!!