フェラーリディーラー:コーンズ芝さんへ
今年のクリスマスも終わりですね…。我が家には子供がいるので、サンタ業はなんとかこなしてみたり、ケーキとかはここ数日ひたすら食べたりしていますが、どうしてこうも私ってイベント的なものにあまり興味がないのでしょう…車イベントは好きなのに(笑)。
といっても、街中の綺麗なイルミネーションや飾りつけを見たりするのは好きです^^。こちらはコーンズ芝さんにあったクリスマスツリー。フェラーリなだけあって、さすがの「赤」で統一された装飾でステキです。
さて、この日もまた所用あって、フェラーリディーラーのCORNES芝さんにお邪魔していました。お出迎えしてくれたのはカリフォルニアT。
ストライプが入ったりするだけで、全然また車のイメージが変わったりするものですね~。
ホイルもゴールドだったりして、なんだかもう、我が家のも同じく赤のカリフォルニアTなのに、同じ車とは思えなかったくらいです。
ちょっとしたことで車全体の印象って大きく変わるので、だからこそ、デザイン選びをする時がまた楽しいのだろうな~と思いました。
この日はアドバイザーの方とさんざんお話させて頂いて、とっても楽しかったです!
フェラーリ関連だけれど、車はあまり関係しないような世間話的なことから、フェラーリは「やっぱりすごい」という色々な技術的なお話まで。
ミシュラン パイロットスポーツフォーエスでタイヤの説明
そんな技術的な話の時に、タイヤの話になり。アドバイザーさんが「ちょっと待っていて下さいね!」と席を立たれて、どこかに行って戻られてきたら…このようなものを持ってきて、見せて下さいました↓。
そう、こちら。私が前にポルシェ911 GT3のタイヤをこちらに付け替えようかと悩んだ「ミシュラン パイロットスポーツフォーエス」のタイヤを切ったサンプル。
思わぬところでのパイロットスポーツ4Sとの出会いに、また運命感じてしまいました。先日、A PIT東雲でもこのタイヤさんに会って喜んでいたところだったので^^
ちなみに色々検討した結果、GT3のタイヤは、パイロットスポーツ4Sに交換することなく、元々のミシュラン パイロット スポーツ カップ2 のままにすることにしています。
フェラーリ承認タイヤ FとK
そう、それでタイヤの構造について教えて下さって、このタイヤの平面部分(地面にあたる部分)は硬く造られているのだけれど、Rになっている(曲がっている)部分はゴムがやわらかく作られている…ので、悪い方向でこのやわらかい部分で路面のキャッツアイなどを踏んでしまうと、あっさりとタイヤが切れてしまうことになるのだとか。
また、例えば同じミシュランのパイロットスポーツカップ2タイヤでも「フェラーリ承認タイヤ」と「ポルシェ承認タイヤ」など、それぞれのメーカーが承認したタイヤは、まったくの「別物」として存在しているということを、しっかり教えて頂きました。
「承認/認定タイヤ」については、「車メーカーから認定されている」というだけなのかな、とあまり深く考えず思っていただけで、実はあまり理解していなかったです。
フェラーリの承認タイヤでは様々なテスト・検証を行ったうえで、100項目以上の様々なリクエストをフェラーリがタイヤメーカーに出し、フェラーリに1番良いタイヤを作ってもらったものを「フェラーリ承認タイヤ」としていると聞いて、そんなに凄いものだったのか!と、改めて感動しました。
そして、ポルシェはまたポルシェで様々な実験、テストをしたうえで「こういうタイヤを作って」とポルシェ専用に作ってもらった「ポルシェ認定タイヤ」を持っている、と。
何も知らない私からすると「ミシュランパイロットスポーツカップ2」と言えば、その商品は1つ…と思ってしまっていたのですが(ただその1種類が、各メーカーに認定されているかどうか、みたいな話かと単純に考えていて、まったくもって無知な勘違いしていました…)、実はそうではなくて、それぞれのメーカーごとに「タイヤの名前(商品名)は同じ物なのに、実は製品としては全然違うものが存在している」ということを初めて知りました。
無知って怖い…タイヤ&車メーカー様たちの努力を何もわかっていなかったです。申し訳ないです。でも、今になってめちゃめちゃ理解して、納得。とっても勉強になりました。
車が好きな男性の皆さま(もちろん、女性の方も)からしたら「そんなの当たり前の知識よ?」と思われるようなことでも、技術面とかの知識がほぼゼロな私からすると、1つ1つ色々と丁寧に教えて頂けるのは本当にありがたいことで、聞いていてとっても楽しいです。この日も色々教えて頂いて本当に感謝です。
ポルシェ認定タイヤはNマーク
ところで、ポルシェの認定タイヤには「N」の文字と数値が入るわけですが、このNマークのポルシェ認定タイヤは、33におよぶ重要な基準を満たしているものだそうです。
→「ウエットおよびドライ条件のブレーキ性能と耐用年数など12にわたる客観的な屋外基準、高速時の転がり抵抗とパフォーマンスなど16の客観的なテスト装置基準、そしてハンドリングや走行時の快適性など5つの主観的な屋外基準で構成」。詳細はポルシェサイトを参照。
以前、コメントで教えて頂きましたが、こちらのポルシェさんのサイトに現行のポルシェ認定タイヤリストが掲載されています。
さっそく、自分の車のタイヤでもポルシェ認定タイヤの証であるNマークを確認してみました。
こちらが911 Carrera (991)用のポルシェ認定タイヤ「Yokohama Advan Sport V105 N0」。
そしてこちらが911 GT3 (991)用のポルシェ認定タイヤ「Michelin Pilot Sport Cup 2 N1」。
ついでにこちら、同じミシュランパイロットスポーツカップ2でも、フェラーリの場合は「K2」になっています。おお~。ちなみに、こちらのタイヤはフェラーリ488ピスタさんのものです。
各車メーカーの承認タイヤの認証マーク
フェラーリの承認タイヤにはFかKのマーク、そしてポルシェだとNマーク。では、他のメーカーの認証マークはどうなっているんだろう?って思って調べてみたところ、株式会社相広タイヤ商会さんのサイトに詳しく掲載されていました。
以下、メーカー別の認定マーク表記についての部分のみ転載させて頂きます。とてもわかりやすかったです。ありがとうございます^^
- メルセデス・ベンツ「MO」「MOE」
- BMW・MINI「☆」「M3」
- アウディ「RO」「AO」
- ポルシェ「N」
- テスラ「T」
- ボルボ「VOL」
- ロータス「LS」
- パガーニ「HP」
- フェラーリ「F」「K」
- マセラティ「MGT」
- ランボルギーニ「L」
- ランドローバー「RL」
- マクラーレン「MC」「MC1」
- アルファロメオ「AR」「ARR」
- ベントレー「B」「B1」「BC」「BL」
- アストンマーチン「AM8」「AM9」「AMP」「AMR」「AMS」「AMV」「AMX」「AM」
コーンズさんにはカリフォルニアとカリフォルニアTがいっぱい
と、色々と長居しておしゃべりさせて頂いてしまったので、そろそろ帰ろうと外に出ると、コーンズさんの前が沢山のフェラーリ渋滞状態。私たちの車も車庫内だか、どこか近くの場所に格納されていたようで、出すのにちょっと時間がかかるということでした。
外で待つのも寒かったので、だったら久しぶりに…と、コーンズ芝さんの2階に上がらせて頂き、車が出てくるのを待つ間、展示されているお車たちを眺めて楽しませて頂きました。
この日は沢山のカリフォルニアと、カリフォルニアTが。
フェラーリ・クッキー問題が解決!
そうそう、そして、こちら↓
先日、コーンズさんに遊びに行った時に子供達用に頂いてきたこちらのフェラーリクッキー。前回、私と夫分の2枚を持ち帰らせて頂いたのですが、我が家には子供が3人いるため「これ、出す時に3人に対して2枚だとケンカになるから、割って出す…?いや、でもせっかくのフェラーリクッキーを割って出したら意味ないな~」と、3人に対して2枚のクッキーに悩み、子供達にあげられていませんでした←悩むことが小さい(笑)。
それで!今回また、こちらのクッキーを出して下さったので「あああ!!これ、1枚ください!」って、また図々しく頂いてきたので…これで無事、3人の子供達にそれぞれ1枚ずつあげることが出来ました^^
今回、色々と教えて頂いたり、クッキー問題が解決されたりで(これ私には重要)、コーンズさんにまた遊びに行かせて頂いて良かったです。ありがとうございました~^^