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公道仕様のポルシェ917誕生から50年目、ポルシェ963でも公道を走るモデルが発表されるかも

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ポルシェ917が初めて公道を走ったのは1975年4月28日だった

先日、ポルシェエクスペリエンスセンター・ロサンゼルス(PEC LA)に行ってきたことを書いたばかりですが、そのPEC LAに入っているレストランの名前にもなっている『917』。

この917である『ポルシェ917』が初めて公道を走ったのが1975年4月28日であったということで、今年の2025年4月28日にポルシェは「50年前にポルシェ917が公道を走った記念日」を迎えるそうなのです。

それはまたずいぶんと細かいところ(と言っては申し訳ないですが)について発表されてきたな?と思ったわけですが、今回の発表は「ただ50周年記念だよ」というだけではなく、あることへのプロローグのような発表のようです。

何のプロローグかということはとりあえず置いておいて、まずは今回ポルシェが出されたレースカーなのに公道も走れるようにしちゃったというポルシェ917についての内容について見てみたいと思います:

公道を走れるレースカー:ポルシェ917 シャシー30

  • 917シャシー30はもともとレースに出場していたマシンで、1970年代初頭の耐久レースを席巻した数々の改良が施されていた
  • これらの改良の一部は当時のレース参加へのレギュレーションで義務付けられていたもの
  • その他の改良はオーナーであるイタリア人実業家で、ポルシェ愛好家として知られるマルティーニ家の後継者、Gregorio Rossi di Montelera氏(通称:ロッシ伯爵/Count Ross)の要望によるもの
  • マルティーニシルバーのボディには簡素なマフラー、追加のミラー、サイドインジケーター、そしてホーンを装備
  • リアのクラムシェルの下にはレース参加に必須のレギュレーションであるスペアタイヤが取り付けられていた
  • 内装では快適性のためにちょっとした工夫が凝らされていて当時の耐久レースの要件の1つでもあった2つの座席はタンレザー仕上げ
  • このタンレザー仕上げはなんとエルメスに依頼して作られたもの
  • ルーフライニング、ドア、ダッシュボードにはスエードのサーフェーサーが使用された
  • ギアシフトレバーはレーシングカーと同じ木製仕上げで、ドリルで穴を開けた軽量キーもそのまま採用されている
  • この車には元々ロッシ伯爵が得たアラバマ州のナンバープレートが装着されていた
  • 現在もこの車は熱心な現在のオーナーによって南フランスのオープンロードで愛され続けている
  • 現在は英国で登録されている
  • 最近修復作業が行われ(オリジナルの塗装と内装はそのまま)、今後半世紀にわたり他の道路(公道)利用者を驚かせる準備が整っている
  • この917をサーキットだけではなく公道を走ることが出来る車にするということは、個人オーナーの情熱とポルシェ社内の小さなチームの「どんなに突飛な要望でも顧客の要望を叶えようとする強い意志」によって突き動かされた大胆な冒険だった
  • 最初の公道での試乗は地元の道路を慎重に巡航しただけでは終わらず、数百マイルを走破しパリに到着
  • この偉業はその後数十年にわたり多くの冒険のインスピレーションとなるだろう

…と、917というレーシングカーが公道を走ることが出来るようになったことを「50年経った今でもポルシェの精神と熱意が生き続けている」と伝えられているわけですが、この発表の最後にポルシェが一言:

what if?

と書かれて終わっているのです。

what if? つまりは「もしも?」ということで、もっと具体的にすると「もしも~だったら?」の意味。

ということはこの「~」に入る部分が隠されていると考えられ、それが今回のプロローグからつながる壮大なストーリになるはず。

この件に関して動画も公開されているのですが、その最後に「what if?」に続いて「June 2025」とこの怪しげな画像が一瞬でて動画は終わります↓

2025年6月?

6月って何かあったっけ?

??

!!!!!

公道を走ることが出来るポルシェ963が発表されるかも

そう。もちろん、6月には「ポルシェ356 No.1 ロードスター」が登録された日いうポルシェのお誕生日にあるわけですが、それ以外にもレースという観点でいえば、ル・マン24時間レースがあるではないですか!

そこで今回ポルシェ(Porsche Penske Motorsport)はポルシェ963を3台走らせることになっていて、これが今回動画の最後に出された車のシルエットにとても似ていると言われているのです。

つまりポルシェは50年前にポルシェ917というレースカーを公道を走れるモデルにしてしてしまったという冷めることない熱意を今この50年後には今度はポルシェ963を公道を走ることが出来るモデルにしてしまうとしているのかもしれません。

What if? 「もしもポルシェ963が公道を走れるようになったら?」が正解?

公道を走れるようになった963が出てきたとして…それは誰が購入して、いったいどこを走らせるのでしょう^^?

こちらが動画です(0:49)↓

出典:
(公式)Porsche celebrates fifty years since the original audacious adventure
Is Porsche Working On A Roadgoing Le Mans Racer?

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