クラッディングとは
タイカン・クロスツーリスモのクラッディングを取り外してしまうとカッコ良くなるという記事を見つけたのですが、そもそも「クラッディング(cladding)」というものが何だかわからなかった私。
まずはそのクラッディングが何ぞやということですが、それがこちら。
このホイールアーチ部分にある樹脂のモールのことをクラッディングと呼ぶのだそうです。当たり前の知識でしたらすみません。
今回、アメリカでこのタイカンクロスツーリスモのクラッディングを取ってしまった車が目撃され「かっこいいじゃん」となっていたので見てみました。
記事によるとタイカンには各ホイールアーチにクラッディングの位置合わせのピンは3つしかないということで、それを取り外したあとも穴はホールプラグで簡単に埋めることが出来るのだそう。
しかもよほどちゃんと見ない限り気づかないくらいの小さいらしく、さらにオフロードデザインパッケージをつけている場合は、実際に見えるプラグは1つだけになるとか。
つまり取り外しても「何かはずしたね?」とわかるような仕上がりにはならないようです。
このタイカンのオーナーはクロスツーリスモのバンパーデザインとサイドスカートを残し、ホイールアーチのクラッディングを取り外しているとのこと。
実際に見た目にどのくらいの差が出るのか、クラッディングあり(コンフィギュレーターからの画像)と比べてみましたが、クラッディングを取っている方の方はホイールを21インチ Rotiform TUFに変えられている為、同じホイールでの比較は出来ていません。
では見てみましょう。車の方向を合わせるためコンフィギュレーターの画像は左右反転させています。
上がクラッディングあり(コンフィギュレーター画像)で、下がクラッディングなしです。
真横から見るとこのような感じ↓
『ワゴンタイプのタイカンは欲しいけれど、SUVっぽい外観は望んでいない』という方にはこのクラッディング取り外しによりSUV感が減って良いのではと言われていました。
今回、ボディカラーが黒なのでイマイチ画像からではそこまでの変化は見てとれないかもしれませんが、ボディカラーが黒以外だともっと見た目の違いは顕著に出るかと思います。
あとは実際に目の前で見ると印象がもっと違うのかもしれませんね。
色々なことを考えて試される方がいるな~。でも実際にクラッディングを取り外した方がよりエレガントさが増す気はしますね^^
※取り外してしまうことによるポルシェの保証適用有無を含めたリスク等は確認しておりませんので、あくまでもそういうことをした人がいるというご紹介をしているまででお勧めしているわけではありません。
出典:You Can Take Off The Porsche Taycan Cross Turismo's Cladding, And It Looks Damn Good