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Porsche: ポルシェ ◆私のポルシェ718ボクスターGTS

718ボクスターの幌交換を検討していました

投稿日:

ボクスターの青幌を黒幌に変えたい

718ボクスターGTSが納車されたということを書いた際にも書いていましたが、私のなかでオープンカーの幌はボディが何色であっても「黒がいい」というこだわりがありました。

よって今回の718ボクスターとの出会いは最高のものではあったものの、私にとっては「幌が青??青幌??」と、そこにだけは動揺。

青幌が嫌いなわけではないのです。赤x青の組み合わせがイヤというわけでもないのです。

ただ、私の中で「幌は黒がいい」というこだわりがあるので、例えば一般的に人気があるといわれる「白ボディx赤幌」などでさえも人様のお車を見ている分にはステキと思うのですが、自分用の車にはやっぱり幌は黒にするだろうな、というそんなこだわり。

それでも、今回の718は幌が黒ではないということ以上にやっぱり欲しくてたまらない車となってしまったので、「幌が青か…」とつぶやきつつも即決購入。

で、ここからが私のうだうだが始まったところ。

購入して嬉しくてたまらないのですが、やはり頭の片隅にずっと「幌が青」が残っていて、気になってしかたがないのです。ポルシェセンターの皆さまにも会うたびに「幌が青~。黒に変えたい~!」と騒いでいました(いつもだいたい迷惑客(笑))。

「もうこれは幌を黒に交換する!!」と決め、幌交換について調べ始めました。

ポルシェセンターにお願いしたらもちろん交換は可能なわけですが、それだとちょっとお高くなりそうなので断念。

だって、これまた勝手な話なのですが、幌が壊れたのなら交換するのはしかたがないものの、今回の交換は「何も壊れていない、汚れてもいない、新品同様で完璧に機能している幌を交換する」というもの。

本当に自分勝手すぎるのですが「変えなくてもいいものを、高いお金を出してまで変えるのには抵抗がある…けれど変えたい」という思いでぐるぐるぐる…。究極の自分勝手。

純正だと高すぎるから純正でははなく安く幌交換してもらえるところを探そうと、とにかく必死になっていました。

結局のところその為に私がやったことは:

幌交換について情報を持っていらっしゃいそうなポルシェオーナー、関係者の方々に、純正よりも安めにボクスター幌交換をして下さるところを知らないか聞きまくる。

結果:教えて頂いたショップ様等にも問い合わせたりしてみたものの、お値段が軽く50万超えであったりした為に断念。

SNSを通じて知り合った海外のポルシェテクニシャンの方に、純正でなければどこのメーカーの幌が718ボクスターの幌交換するには良いかを聞く(海外から交換用の幌を安く手に入れられるのであれば、幌を海外から購入しようかという作戦)。

結果:教えて頂いた商品たちを見てみたところ、アフターマーケットのもので2,000ドルちょっとからだったのですが、アフターマーケットの幌はピッタリとフィットしないことがあるから、もし(純正ではない幌に)変えるのであればOEM製品にした方が良いよとのアドバイスを頂きました。

そしてそのOEMの幌だと税込みで3,500ドル以上~くらい。

そうなるとこの価格に日本までの送料、かつ検討していた頃はドル為替がもう最悪な時だったこともあり、ただでさえ幌単体だけでも高くなってしまうところに、さらにそれを日本で誰かに取り付けて頂く為の工賃も発生する…となると、結果、高くついちゃうので断念。

この時、その方からは幌を純正ではないものに交換した場合、保証がついているポルシェでもコンバーチブルトップ部分に関する保証は適用外になっちゃうと思うから気をつけてねというアドバイスも頂きました。

ぬぬぬ、確かに!それは考えていなかった。教えて頂き本当に感謝。

ネット検索して国内で幌交換してくださいそうなところに問い合わせる。

結果:全国(といってもさすがに本州内)のいくつかの幌交換してくださいそうなショップ様に問い合わせた結果、718ボクスターの幌交換には対応されていなかったり、やっぱりお値段が50万前後であったことから断念。

でも、ただ唯一。

お問合せさせて頂いたうちの1つであった『コンバーチブル研究所』様とのやりとりだけが最後の最後まで私の中で残りました。

というのも、お値段も問い合わせさせて頂いた中では最もお安く(工賃込みすべてで40万ちょっとかな)、かつ何といってもそのご対応がとっても親切丁寧であったのです。

私のわがままな幌交換について親身になってご対応して下さり、交換する幌についても純正品との違いを写真付きで丁寧に教えて下さり、お願いする前から安心感しかないという感じでした。

実際、写真と説明で見せて頂いた幌はきっと交換しても全く問題ないだろうなと思えるものでしたし、その後私がポルシェ関係の方とお話した時にも「知り合いの人もコンバーチブル研究所さんで幌交換していて良かったと言っていました」と教えて頂いたりもしたので、もう私の中では完全に

「ボクスターの幌交換をするならコンバーチブル研究所さん」

って決まりました。

ちなみにコンバーチブル研究所さんの会社住所は宮城県仙台市となっていたのですが、以前BMWのスタンプラリーで全国の都道府県全部を車で走り回った体験(しかも2回)があったので、それを考えれば「仙台でやって下さるなら近い!」くらいに思っていました(笑)。

でもこれもまた良い誤算があって、実際には仙台まで行かなくても全国に施工代理店があるそうなので、仙台よりももっと近いところで施工して頂けるとのことでした。それは便利。

青幌のままでいきます

…と、ここまで書いてきたら、もう皆さん「お、じゃあコンバーチブル研究所さんで黒幌に交換するのね?」って思いますよね。

私ももう覚悟を決めて(?)「交換する!」ってなっていたのですが…最後の最後でやっぱりやめちゃいました。

なんというワガママな一連の騒ぎ。

理由は718ボクスターに会って頂いた皆さまに「幌を黒に変えようかと思っているのです」というお話をしても:

「え、今のままで全然良いじゃないですか」
「赤に青幌ってめずらしくていいですね」
「これ黒じゃないんですか?(実は屋内や夕方以降、さらには日が強すぎる時などは錯覚でほぼ黒に見える)」

など、皆さまから「変える必要なくない?」と言われたことが1つ。

そして「保証きかなくなるよ」とアドバイスされたことがもう1つ。

718ボクスターGTSで幌が壊れたという話はほぼ聞かないということだったので、たぶん大丈夫ではあるのですが、あえて入っている保証を効かなくしてまで交換するのはどうかなって。

さらに最後の決定打となった理由が、何度も乗っているうちに「赤ボディに青幌というのがこの車の個性かな」と思えきて、それを受け入れられるようになってきたから(最初から受け入れなさいって)。

受け入れ始めた時にちょうど1990 ポルシェ タルガのシンガー「Max Power Commision」のお車を偶然見かけたことも1つのキッカケとなりました。

ルビーストーンレッドのボディにブルーの幌の組み合わせのこちらのお車を見て、うん、こうして見るとガーズレッドxブルー幌の組み合わせもなんとも個性あっていいのかな、と。

いつものことですが、さんざん騒いでいてご迷惑をおかけした皆様にはすみませんでした(笑)。

お問合せさせて頂いた皆さま、ショップの皆さまにもお手数をおかけしてすみません。でも自分で色々調べるのも楽しかったし、色々調べたからこそ納得して「やっぱりこのままでいこう」と決断すること出来ました。

そして改めて、最後の最後まで親切に親身になって相談にのって下さったコンバーチブル研究所様に感謝申し上げます。

次に何かで幌交換をしたくなった日が来たらお世話になると思います^^ ありがとうございました!

というわけで、これからもガーズレッド&青幌の718ボクスターをよろしくお願い致します。(結局、なんだったのこのブログ…)

関連リンク:コンバーチブル研究所様サイト

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