先日、ポルシェの電気自動車「ミッションE」を、元F1ドライバーのマークウェバーさんがテストドライブした映像が公開されましたね!
ミッションEが走る姿、とてもカッコイイです!しかしながら、電気自動車となるとやはり1番、私が気になるのが「音」です。電気自動車だけに静かになるはず…ですよね。映像でもやはりタイヤ音はあるものの、いわゆる「エンジンサウンド」が感じられず、マークウェバーさんでこれなんだから、私が街中を走行する時なんて無音じゃないの!なんて思ってしまいました。
ポルシェの中でも「音」に関しては協議されているようですが…以下、GQさんのサイトの記事(2018年3月31日)にあったポルシェ社のコメントです。
「音はポルシェにとって感性面でとても大きな意味を持ちます。フラット6(水平対向6気筒エンジン)ではありませんから、もちろん静かになるでしょう。とはいえ、音についてはこの2年間、社内で大きな議論をしていますが、どのような音であるべきかについて、まだ最終的な決定には至っていません。ただ何か別の音を合成するようなことはせず、新しい技術と結びついている必然的な音であるべきだ、と考えています。(ミッションEを)18カ月後には皆さんの前に披露します。どういう音であるべきなのか、ぜひ皆さんの意見も聞かせてください」
以下がマークウェバーさんがミッションEをテストドライブした時の映像です。
そして!マークウェバーさんを見ると思いだす淡い思い出…。私の中で、めちゃめちゃ記念になっている出会いの1つがマークウェバーさんです。まだ彼がF1ドライバーだった頃、F1観戦に行っていたのですが、なんとその街で夜、偶然マークウェバーさんに遭遇!
海外の車イベントは、VIPではなく一般客として観戦しに行っていても、比較的ドライバーと近くで接せられる機会が多いような気がしますが、こんな目の前でお会い出来る機会はそうそうありません。しっかりツーショット撮って頂きました^^
懐かしすぎる思い出です。そして、F1観戦は本当に楽しかった!何度か観戦しましたが、実はまだ日本では観たことがありません。もう少し子供が大きくなったら、またF1観戦とか始めたいな~と思います。今はもうここ何年も観れていなかったので、知識ゼロに。また見始める時は一から勉強しなおしてみなければ!
…と、話がそれましたが、ミッションEのスタイルはかっこよさそうなので、あとは「音」を楽しみにしたいと思います。でも、うるさいエンジン音が好きなので、私にはミッションEはもっともっと未来になって環境が変わらない限り難しいかな…。
そうそう、電気自動車で「音」といえば、ランボルギーニとMITが共同開発をしているテルツォ ミッレニオ(Lamborghini Terzo Millennio)を思い出します。
この物凄い未来的な車の開発では
「エネルギー、革新素材、パワートレイン&車両アーキテクチャ、サウンド&エモーション」
を4つの柱として開発が進められているとのことで、車そのものをバッテリー化する開発や、車の損傷などを自動的に車がモニタリングをして検出するなどがある(自動修復するという話も)、4つのタイヤホイルに電気モーターを搭載して、車輪が直接トルクを発生させる(私にはもうさっぱり…(笑))とのこと。
さらにそして、やはりここでも協議されているのが「サウンド&エモーション」の部分。ここは技術の向上だけではない、人の「エモーション」に関する部分が大きなところを占めているかと思いますし、難しいところだと思います。
上記のランボルギーニのサイトでも
「エレクトリック・パワートレインを採用するには、現在搭載するV12エンジンのサウンドの代わりとなるサウンドを決定する必要があります。新しいパワートレインによって得られる可能性を評価するための詳細な検証が求められます。そこから、Terzo Millennio(テルツォ・ミッレニオ)のサウンドを生み出すあらゆるチャンスを探究します。」
と書かれています。
今後、電気自動車の「サウンド」をどのように完成させてくるのか、ポルシェやランボルギーニがどのような結論を出してくるのか、とても興味深いです!