NISSAN CROSSING
過去に何度か行っている、東京は銀座にある日産の自動車ギャラリー『Nissan Crossing』に、またまた立ち寄ってきました。
というより、銀座四丁目交差点あたりを歩いて通る機会があって、ちょっとでも時間に余裕がある時には、ついついフラリとNissan Crossingのビル内に吸い込まれてしまう…のが、すでに習慣(?)になっているというか^^
今回も、ちょっとだけ時間があったので、ささっと見てみました。さ~、今回は何が展示されているのでしょうか?
Nissan GT-R Track edition engineered by nismo(2018年モデル)
まずこちら。2階には日産リーフと、NISMOの日産GT-Rトラックエディションというお車が。
2019年7月に受注開始予定で、発売は2019年10月予定だそうです。
『日産ワークスであるNISMOが、最先端のレーシングフィールドで鍛え上げたテクノロジーを惜しみなく投入。GT-Rほとんどそのままのフォルムに、GT-R NISMOの足回りとボディ剛性を融合』した特別な1台なのだとか。
2020年モデルは、新しく開発されたハイグリップタイヤに、専用レイズ製アルミ鍛造ホイール、そしてカーボンセラミックブレーキを採用。
メーカーオプションでレカロのカーボンバックバケットシート、カーボンルーフなども用意されているそうです。
こちらのお車専用カーボンルーフは約4kgの軽量化が可能。
Nissan GT-R 50th Anniversary
続いて、展示されていたのは、日産GT-Rの生誕50周年を祝して、車の色々なところに専用アイテムを装備したという「GT-R 50th Anniversary」。
ボディカラーは往年の日産ワークスカラーをイメージしているとのことで、こちらのお車のカラーは「ワンガンブルー」にホワイトステッカー。
インテリアはミディアムグレー。ホイールも専用カラー(ワンガンブルー)。
50周年記念の記念ロゴが、メーター・ドアシル・センターコンソール・リアにつけられているそうです。
日産スカイラインハードトップ 2000GT-R
今回、1階の中央展示部分にメインとして展示されていたのが、こちらのお車。受付のお姉さんが「50年前の車なんです!!」と。
4ドアセダンとして、1969年(昭和44年)に発売されたスカイライン2000GT-R (PGC10型)というお車だそうで、国内ツーリングカーレースで無敵の強さを誇っていたとのこと。
リアに黒いオーバーフェンダーが純正装着されたハードトップのものは、いわゆる「ハコスカGT-R」という愛称で親しまれていたお車だそう。
レーシングカーの日産R380から、以下の特徴をそのまま引き継いでいるそうです:
- 2ℓ直列6気筒・DOHC4バルブの「S20型」エンジン
- 大容量100ℓの燃料タンク
- リクライニング機構のないバケットシート
- 快適装備が省かれたスパルタンな内装
これを見ていたおじいさんが、受付のお姉さんに「これね、昔、見たね。昔、かっこよかったんだよ」と語っているのを見て、なんだかとても微笑ましい気持ちになりました。
あと40~50年後とかに、私もポルシェの展示会とかで偶然、自分の時代のポルシェ(991)に遭遇したりしたら、その車を見ながら若い人に「これね、昔、ホントにカッコ良かったのよ…」って語っちゃいそう。で、色々思い出して、泣きそう(笑)。←迷惑すぎ^^
NISSAN CONCEPT 2020 Vision Gran Turismo
さてさて、そして最後になりましたが、実は今回、こちらのお車が日産クロッシングの1F入口前のショーケースで、1番目立って飾られていたお車となります。
そう、それが!日産コンセプト2020ビジョン・グランツーリスモ。
も、ものすごいインパクト!!!
このマットのレッドカラーがなんとも言えない強烈な印象を与えます。目つきも悪い…(笑)、いや、というか鋭い!
こちら、プレステのゲーム「グランツーリスモ」誕生15周年を記念した「ビジョン グランツーリスモ」プロジェクトによって生まれたバーチャルスポーツカーだそうです。
んーカッコイイな。
『ヨーロッパの若手デザイナー達が自由に夢のスポーツカーをデザインしながら、緻密な空力性能に裏打ちされたエモーショナルなボディラインを実現。未来のスポーツカーのひとつの方向性を示す一台です』とのこと。
こちらのお車、2014年にグッドウッドで初公開され、2015年の東京モーターショーで展示されたとのことですが、そんな前から発表されていた車とは思えないくらい、今見ても、未来感があります。
ここには、NISSAN CONCEPT 2020の文字も↓
いや~、色といい、インパクトといい、なんともカッコ良かったです!!
ところで、グランツーリスモのコンセプトカーっていうことは、これ、エンジンとかは実はのってない…の??
なんだか、こんなフルサイズで車の形をしていると「走ったらきっと、めちゃ速いんだろうな~」と勝手な思い込みをしてしまうわけですが、実は走れないかも?なのですよね??
そう考えるとなんとも不思議です^^
NISSANコンセプト2020 ビジョングランツーリスモ走行動画
私が今回、ニッサンクロッシングで見た、こちらのフルサイズのコンセプトカー自体が、実際に走行することはないと思いますが、やっぱりせっかくなので、こちらのお車が走っているところを見てみたい(ややこしい…)。
というわけで、動画です(1分45秒)↓
もちろん、実車ではありません。でも、実車ではなくても、やっぱり車は、展示してあるものを見るだけよりも、実際に走っている時の方が何倍もカッコイイ!
…と、この動画を見て、改めて思ったのでした^^