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→ 第2回 ポルシェ ザ・ラリー アメージングモーメント2019 まとめ
ポルシェ・ザ・ラリー最後のチェックポイントへ
ポルシェ・ザ・ラリー2日目、中伊豆ワイナリーヒルズにてランチをたっぷり食べ、ポルシェ911が55台揃っての集合写真撮影を終えたのち、次に向かうのはアネスト岩田ターンパイク箱根、大観山です。
この次のチェックポイントが、東京でのラリー・ゴール前の最後のチェックポイントとなります。ああ、もう最後。
最後のチェックポイントが次の目的地となると、もうすぐ楽しいポルシェラリーに終わりが近づいてきていることを実感しはじめ、とりあえずここまで大きな問題や事故などもなく、順調に進んできて良かった、ゴールまでもうあと少し!と、 (運営側というわけでもないのに(笑)) ラリーイベントがこのまま成功裡に終わりそうでほっとするような気持ちと 、でもやっぱり「ああまた今回のラリーも、もうすぐ終わってしまう」という寂しい気分にもなってくる頃です。
そんなことを書きつつ、実はかなり能天気にめちゃめちゃ目の前のことだけを楽しんでいただけという話もあるのですが^^
最初にランチ会場を出発した時、出発直後にちょっとトランクから出したいものが出来てしまったので、一時停止して荷物を取り出したりしていたことから、前にポルシェが1台もいなくなってしまうという状況がしばらく続きました。
でも、途中からまた前にポルシェ911の姿が復活。
やっぱり1台で走っているよりも、せっかくのポルシェ911イベントなので、他に同じラリーに参加している911がいてくれた方が断然楽しいです^^
伊豆スカイラインを走る
ポルシェ911さんたちに追いつくことができ、そのまま伊豆スカイラインへ。
ここでは「行き先を聞かれるので、熱海峠とお答え下さい」との指示が出ていました。
しかしながら、私たちがこの伊豆スカイラインに入る前には、 もうすでに、1番最初に出発しているBグループと、続いてAグループのかなりの台数のポルシェたちがこの伊豆スカイライン入口を通過していることから、窓口のおじさんも、ゼッケンつきのポルシェ911を見ただけで「あ、お仲間ね」という感じで、手際よく対応して下さいました^^
このあとも、道の状況は混雑していたわけではないものの、前方にちょこちょことそれなりの台数の車がいたことから、いたって普通に走っていきます。
あ、いや、いつもいたって普通に走っていたか^^
後ろにもポルシェ911が来ました。前後が911になると、さらに嬉しい。
後ろに来られた911の方が「もっと速く行こうよ!」と思われているのが、よくわかったのですが、なかなか前方の状況により、そんなに速く行けずで申し訳なかったかな。
※誤解がないよう書いておきますが、煽り運転とかをされたわけではありません^^
きっと私たちの前の911さんたちも、バックミラー越しに見える911たちを見て、同じように「あ~、後続の皆さんも速く走りたいんだろうな~」と思われていたのではないかと思います。
この「んーもうちょっと速く行きたいよね、なんとかならないの?」と、うずうずする気持ち、とっても良くわかるし、とにかくなんとも皆さんの911から、そういうオーラが出ていたような気がしました(笑)。
とはいえ、交通事情だけはどうにもならないものなので(といっても渋滞とか、混んでいたわけではありません)、景色などをいつも以上に楽しみながら走っていきました。
と、そんな時。
ふと目の前の空を見ると、何かがいっぱい空を飛んでいる!!「なにあれ!」って思ったら、そこには沢山のパラグライダー(ですよね?)たちが。
すご~い数の方々が、気持ち良さそうに空を飛ばれていました。
これ、目の前で見ているとなかなかの景色。本当に「あ、すごい、人が飛んでる」って感動しちゃった。
私には怖くて絶対に出来ないことなので(スカイダイビングとか、バンジージャンプとか絶対に無理~!)、こういう空を飛べてしまう方々を尊敬しちゃうので、よりこの皆さんが飛ばれている景色に感動したのかもしれません^^
さて、そんな光景を見ながら走っていくと、続いては海が見えてきました。
あ~、海沿いを走るのもまた気持ちイイ。
ホント、今回のこのランチ会場~大観山までの道のりが、1番なんとも「観光ドライブ」な感じがしました。
個人で遊びに来てドライブしている気分になったというか。こういうのんびり景色を楽しむ走行もまたいいですね~。
そう、911でのドライブって、なにも「速く走る」ことだけが楽しいわけではないと私は思っているので、今回のラリーでは、かなり楽しく速く走ることも出来たし、ワインディングも楽しめたし、停めているだけでも大満足だったし(これは完全なるただの自己満足(笑))、こうして観光ドライブ的にゆったり景色を楽しみながら走ることも出来て、このポルシェラリー2日の間に色々な911の楽しみ方を体感することが出来て、とても良かったです。
熱海ビーチラインを走る
続いては、このまま熱海ビーチラインへ。
さらに走り続けると、お!このサインを発見。
そうそう、こちら先日「大観山」の正しい読み方がわからずに調べた時にもわかった通り「大観山の読み方」は『たいかんざん』であるということがわかる「Mt. Taikan」の表記。
いや、結論としては地元の方は「たいかんざん」なわけですが、 もちろん 「だいかんざん」という方もいてオッケーという感じでした。
2日目 チェックポイント4: 大観山(アネスト岩田ターンパイク箱根)
と、また大観山のことを考えているとあっという間に、アネスト岩田スカイラウンジがある場所に到着です。
このアネスト岩田スカイラウンジのエリア内で、よくイベントなどで貸しきられているスペース(?)に、今回はポルシェのラリーエントラントたちの911が並びます。
ここでも、私たちが到着したのはグループ最後の方だったので、すでに沢山の911たちが停まっていて、なんとも素敵な光景。
もう、こうしてチェックポイントで911たちが並ぶ姿を見ること、そして自分の車をそこに一緒に並べることが出来るのも最後かと思うと、ポルシェ・ザ・ラリーへの恋しさとせつなさと心強さと…って、あれ、なにか違うな。
あ、これだからおばちゃんはまったく(笑)。話がそれてすみません…って、若い人にはわからないですね^^
で、なんでしたっけ?
あ、そうそう、だから、せつなくもなるのです。←本当に^^?
こちらの、ラリー最後のチェックポイントでは、最後の最後のスタンプ捺印のところで、運営の方が最高の笑顔で迎えて下さいました。
うしろの背景もなんとも美しく、チェックポイントそのものがなんだか絵になる。お姉さんも、無邪気でなんとも可愛い^^ 素敵です。
ここでのお土産はこちら↓
お茶と書いてあるので、お茶の葉かティーバッグかと思っていたのですが…
あとで見てみたら、お湯で溶かすタイプのスティック状のお茶で、ほんのり甘いあられ入りでした。
さて、では最後のスタンプも押してもらい、Aグループもそろそろ出発となるので、いよいよ東京のゴールに向けて走ります。
今回のラリーで、私たちAグループを常に先導してくださり、とても楽しいポルシェ911走行をさせて下さったペースカーさんとももうすぐお別れです。
カイエンや、その他のお車たちでずっと運営を裏で支えて下さっていた皆さまたちのお車たちともそろそろお別れです。
あああ、なんだか本当に寂しくなってきた(涙)。
ゴールを目指し、東京へ
では、行きましょう。あとはゴールの都内に向けてひたすら高速です。
後ろからはターボエクスクルーシブ。バックミラーに写る姿が本当に美しくて存在感ある!
こちらのお車のオーナーのエントラント様とは仲良くさせて頂いていることから「ああ、また次に一緒に走ることが出来るのはいつかな」なんて思いながらも走ってしまいました。
そんな時間もつかの間、帰りの高速では少し軽い渋滞をはさんだり、のろのろ運転が入ったりして、ラリーの車たちも走っていたレーンによってかなりバラついたかな。
この最後の区間もまた私の運転だったのですが、混んでいる高速を右に左にと抜いて走っていくということはあまりしない私なので、帰りはひたすらのんびりマイペース。
車の性能としては、速くて凄いポルシェ911 GT3に乗っていても、誰に抜かれていっても、なにも気にせずのんびり走行^^
自分が無理したくない時は、無理しないというのが私の中で鉄則です。
2日目 ゴール: 東京プリンスホテル
高速を降りて、いよいよポルシェ・ザ・ラリーの最終ゴールである東京プリンスホテルが見えてきました。
昨年のゴール地点での状況を思い出しながら(ふふふ、色々な思い出があるので(笑))、なんともスムーズに進む、ゴールがある駐車場へと進みます。
ゴール地点でもまた担当営業さんにお会いしたので「あ、これこそ本当に、最後の最後にやっぱり待ち構えていたのね!」と、またしても最後のラスボス感ある自分の担当営業さんに出会えて、笑っちゃいました。
いや、だから純粋に嬉しかったというだけなのですが^^ 昨年のラリーのゴール時には、お会い出来なくて、このポルシェラリーの感動を伝えることが出来ていなかったので、今回はこうして会うことが出来て、感動も大きかったというか。
2019年のポルシェラリーもついにこれで終わり…と、最後のなんとも達成感ある、嬉しくて寂しい気持ちがいりまじる、そんな時に…担当営業さんだけではなく、他にも良く知っている沢山の方々に迎えて頂けたのはなんとも幸せでした。
ゴールで最初に出迎えてくれたのは酔ったおじ様たち^^
…と。実はですね。
そう、感動のゴール直前に、東京プリンスホテルで最初に私のことを迎えてくれたのは、何を隠そう、実はこちらの黄色の丸してあるところにいるおじ様2人だったのです(笑)。↓
お2人ともただ、偶然にホテルから出てこられて、そこに居合わせた方々。しかも、ホテルで何かパーティーでもあったのか、こんな明るい夕方からすでに超酔っぱらい。
私の車の隣に来たら「お!なに!女の人もポルシェ運転するの!」って声をかけられて、もうご機嫌に酔っぱらっていらっしゃるので「うわー、かっこいいね!いいね!女性でポルシェねー、は~、これ高いんでしょ!」って、もうお話しされまくり(笑)。
私自身、普段から「お酒が入っていなくても飲み会に参加出来る」と言われるくらいテンション高いので(笑)、ゴールに進むのを待つ時間、こちらは酔っていないというのに、酔っ払いおじ様たちと窓ごしに楽しく酔っぱらい会話させて頂きました。
「気をつけて帰って下さいね~!!」とお別れの挨拶。あ~楽しかった^^
さて、おじ様たちとの会話が終わった頃、前も進んだので、私たちもゴールに近づきます。
運営スタッフさんや、先にすでにゴールされているエントラントさんたちがお迎えして下さっていました。
Porsche The Rally -Amazing Moment- Featuring Mt.Fuji Day2 Goal
運営の方々はもちろんのこと、すでにゴールされたエントラントさんたちの姿を見ると「あ、無事ゴールされたのだな」という思いなどから、皆さまの笑顔を見て、なんだかとても嬉しくなりました。
さ~、ゴールです!
このレッドカーペットをポルシェ911で進みます。
なんだかもう、本当に今回のラリーのゴールもそうですが、私の中では第1回目の2018年のラリーのゴール時のことまでもがデジャヴのように、その時の記憶が目の前の光景と重なって思い出されました。
たったこの数メートルの短い距離なのに、レッドカーペット上で、ポルシェ・ザ・ラリーに関する色々なことが走馬灯のように脳裏をかけめぐったの…って、なんだか死にそう(笑)。
ゴールした時には、昨年同様にバラの花2輪を頂くことが出来ました。このバラがまたなんとも良いのです。
なんといっても、本当にポルシェ911一色の、そして、沢山のポルシェに携わる素敵な方々によって作り上げられている、この素敵すぎる『ポルシェ911と過ごす、アメージングモーメント』の儚さ、そして、ポルシェ911とこのラリー・イベント自体の品位と、その美しさを最後の最後に、とっても美しく表現されていると思います。
無事ゴールして、皆様に暖かく迎え入れられながら東京プリンスの駐車スペースへ。
すでに沢山の911がゴール済み。このようなエントラントさんたちの911の並びを見るのも、これで今回は最後です。
皆様、本当に楽しい時間をありがとうございました。
そして、今回一緒に長い時間をすごしてくれたポルシェ911 GT3。ありがとう。
今まででは、まだまだわかりきっていなかった、まだまだ知ることが出来ていなかった、GT3の色々なことを、楽しさを、凄さを、さらにまた知ることが出来ました。
あ、あとから思い出して感傷的になると泣けそう。…ラリー後はいつものことですが(笑)。
東京タワーとGT3。2019年のポルシェ・ザ・ラリー・アメージング・モーメント。最高でした。
って、感動の終わり…な感じするでしょう?
ふふふふふ。終わりませんよ、このラリーブログ(笑)。まだ続きます。しつこいですよね^^
いや、だって、まだ修了式あるし…最後の最後に、本当にもう「最後の感動」があったので、ここではまだまだ終わることは出来ません!でもあと、2回くらいで終わるかな?(え、まだ2回もあるの(笑))。
続きます^^