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007 ノー・タイム・トゥ・ダイのオープニング撮影には31,800リットルのソーダが使われていた

投稿日:2021年11月2日 更新日:

007新作:オープニング時のカーチェイス部分は実際の撮影

007の新作であるノー・タイム・トゥ・ダイが公開されていますが、こちらの撮影には巨額の予算があったことからほとんどをCGにしてもおかしくなかったと言われているにも関わらず、カーチェイス部分などかなり実際に車を走らせてのロケとなっていたそうです。

私はまだ映画を見ていなくてこのブログを書いていますので、ストーリーの内容をわからない人間(私)が書いていることから、たぶんネタバレにはならないかとは思いますが、気にされる方はこの先は読まれないようご注意下さい^^

というわけで、映画のオープニングの方に出てくるカーチェイス映像についてなのですが、この部分は実際にイタリアで撮影されたものとのことで、この撮影時には「大量のソーダ」が使われたと。

ソーダと書かれているのは、メーカー名(商品名)が出せないからかと思いますが、たぶんコーラとかそういうたぐいのものかと。使われた量はなんと驚きの約31,800リットル(8,400ガロン)。

実際すでに映画を見た方からすると「え、そんなソーダを撒きちらすシーンなんてなかったような?」と思われるのではないでしょうか?

それもそのはず。

使われたソーダは「撮影の準備の為に道にまかれた」わけで、映画では特にソーダとしての登場はしていません。

というのも、撮影された場所はイタリア・マテーラの古代通りと言われる石畳の上でのカーチェイスだったそうなのですが、石畳の上というのは車やバイクを使っての高速なアクションに対して「滑りすぎた」そうなのです。

そこで、撮影部隊は石畳に大量のソーダを注いだとのこと。そのソーダがイタリアの太陽にてらされ乾いていくと、路面はベタベタしてグリップ間が増す、と。

…って、いやあのー凄いこと考えましたね(笑)。

石畳をぺたぺたさせてグリップ感をあえて作り出してからの、高速アクションという。

イタリアもその撮影方法をよく許可したな…(まあ、たぶん最後にきちんと元通りに清掃するまでが契約だったかと思いますが)。

他にも車を持ち上げる時にはニトロを使ったり…

街並みの中で銃弾を打ちまくる特撮の時には、実際の街並みの歴史ある城壁を傷つけないように、本物の城壁の前に偽物の城跡を建設して撮影に臨んだりしていたという裏話も。

ちなみに今回の007の撮影の中に出てくるアストンマーティンは、すべてが同じ車に見えて、実は10台が用意されていたとのこと。

今回の007、95%が本物の撮影であり5%がCGとのことで、かなりのリアル感があるのではないでしょうか。

私も時間を見つけて早く観に行かなくちゃ~^^!!

こちらが撮影秘話の動画となります(6:45)↓

出典:Why Did The 007 Stunt Team Need 8,400 Gallons Of Soda To Film “No Time To Die” Chase?

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