CHAdeMO (チャデモ)@虎ノ門ヒルズ
さてさて、この日はまたわくわくしながら東京都港区にある虎ノ門ヒルズの地下駐車場へと向かいました。
地下駐車場で空いているところに車をとめたのですが、うーん、これはもう私にとってはなんていうベスポジ。
駐車したポルシェ911越しに見える奥の方が明るく輝いているのがわかるでしょうか。
そう!!
この奥に見えている、輝かしく明るく照らされている「駐車場なのにこの一角だけなんだか未来的」な場所、それこそが『ポルシェ・ターボチャージングステーション』。
いわゆるチャデモ規格の急速充電器施設です。
今回、こちらのポルシェ・ターボチャージングステーションの見学に来ただけではなく、なんと~充電施設の見学と同時にポルシェ・タイカンクロスツーリスモまで見せて頂きました^^
タイカンクロスツーリスモはCUV(クロスユーティリティビークル)
もうかなり見慣れてきましたが、タイカンはポルシェの初のフル電気自動車です。
その最新モデルであるタイカン・クロスツーリスモ。※今回会わせて頂いたモデルは、タイカン4クロスツーリスモ。
オフロード走行も可能となる、よりポルシェがライフスタイルを重視したといって良いCUV(Cross Utility Vehicle)と呼ばれるモデルです。
CUVとは、SUVまではいかないけれど、まあ通常のタイカンよりももっと幅広いシチュエーション(オフロード含む)で使えるという感じの位置づけなのかな。
この日最初にこのタイカンクロスツーリスモに出会った時のタイカンの車高は上がっている状態だったので、とても背が高く見えました。
これがあがっている時の状態↓
それを「ぷしゅー」っと下げていくと…
ああ、なんだかさらにカッコ良くなりました^^
ちなみに最低地上高は通常のタイカンモデルよりも20㎜高め(オフロードデザインパッケージではミドルシャシーレベルでさらに10㎜高くなる)。
タイカンクロスツーリスモ、実際に目の前で見てみると「大は小を兼ねる」と言ってしまって良いのかわかりませんが、このサイズのタイカンを置くことが出来る駐車場が確保できるのであれば、タイカンクロスツーリスモは便利でいいかもって思いました。
タイカン4クロスツーリスモのサイズ:
全高:1,409㎜
車幅:1,967㎜
ホイールベース:2,904㎜
全長:4,974㎜
ちなみに
ベースモデルのタイカンのサイズ:
全高:1,395㎜
車幅:1,966㎜
ホイールベース:2,900㎜
全長:4,963㎜
ルーフからリアへと続く部分もスポイラー?があるからか、しゅっとしていてなんともスタイル良く見える。
トランクはこのような感じ。
私が感動したのが、こちらのトランクライナーみたいなオプションです。
トランクに敷いてあるカバーをびろーんと手前に出すことで、車本体を汚したり傷つけたりすることなくトランクに荷物の出し入れが可能となるもの。
アウトドア使用する為にタイカンクロスツーリスモを使われる方であればこれは必須オプションなのではと思ってしまったくらい。
さらにトランク手前部分の下部は開けられるようになっていました。
こちらのお車にはBOSEが入っていたのでBOSEウーハーが設置されているためこのくらいのスペースでしたが、BOSEなどのオプションを入れられない場合には、もっとこのスペースは深くなるようです↓
…と、ここまでタイカンクロスツーリスモを見せて頂いたわけですが、一体どなたに見せて頂いたかというと…それは!はい、ポルシェジャパンのアレキサンダー・クワース氏。
わーい、お久しぶりです。アレックスさん^^
というわけで、さんざんタイカンクロスツーリスモを見せて頂きました。ありがとうございます。
車内もやっぱり未来的。
運転席の正面にある湾曲したディスプレイは16.8インチで、とっても見やすいです。
オプションでヘッドアップディスプレイの表示も可能。
今回、タイカンに乗らせて頂いてちょっと個人的に気になっていた点を確認させて頂いたのですが、それが何かというと「ガソリン給油口」のマークについて。
通常、ガソリン車の場合はガソリン残量表示(航続距離表示)がされているところとかにあるガソリンスタンドマークにつけられている矢印で、その車の給油口が車の左右どちらにあるのかがわかるようになっています。
でもでも、タイカンって給油ではないですが充電口が左右にありすよね。運転席側が通常充電で、助手席側が急速充電対応。
参照記事:ポルシェ・タイカンの充電ポートは車体の両側にあったなんて!
となると、車内にある航続距離表示のところにあるガソリンスタンドマークに出される矢印はどうなっているの?…と。
見てみました。
うーん、いわゆるガソリン車のようなガソリンスタンド表示の場所はここ!というところはなかったようで、唯一探せたのがこちらのガソリンスタンド表示。
やはり、給油(充電)口がどちらにあるかという矢印はありませんでした↓
…と、またしてもどうでも良いことをすみません(笑)。
カップホルダーも使いやすそう。
こちらの時計は東西南北の方位表示も出来るようになっているそうです。
ナビに頼りっぱなしの私では実際にこの機能を使う機会があるかはわかりませんが、これもアウトドア派の本格的な方には助かる機能なのかな^^?
購入するならタイカンクロスツーリスモかも
もし、我が家がタイカンを購入すると検討した場合を考えてみましたが、その場合にはこちらのタイカンクロスツーリスモにするだろうという結論になりました。
なぜなら、タイカンであれば家族での利用もしたいと考えたため、だとしたら5人家族の我が家には5人が比較的ゆったりと乗ることが出来るこちらのモデルにするのが良いかな、ということで。
後部座席に座っても天井が高く、かつパノラマルーフも開放的で最高(ちょっと車内が写りこんでしまってわかりづらくてすみません…ほぼルーフ全面がガラスな感じです)↓
こちらのパノラマルーフ、こんなにもルーフがガラスであったら夏の日とかには暑いのでは?と思っていたのですが、決してそんなことはありません。
これについても別途書かせて頂こうと思っていますが、温度をはかってみてもこのパノラマルーフによって車内が暑くなるということはありませんでした。
後部座席にも座らせて頂いたのですが、その時にこのように助手席の下あたりになにやらアミアミになっているところを発見↓
何もわかっていない私は、てっきりこの下にあるバッテリーを冷やすためとかなの??とか思ったのですが、これはエアコンの吹き出し口とのことでした。
そーなのですね(笑)。こんなところからもエアコンが!
タイカンを充電する
さて、では続いてタイカンの充電のやり方を教えて頂きます。
こちらがチャデモ規格対応急速充電器。
現在はまだ90kWですが、近いうちには150kWになる予定のもの。
タイカンオーナーになると使えるアプリがあって…
そのアプリでタイカンをチャージすることが出来る充電ステーションの検索が可能。
このような感じで、今回の虎ノ門ヒルズのポルシェターボチャージングステーションも表示されます。
いざ、ここで充電をすると決めたらスタートを選択。
チャデモ本体にQRコードがあるので、そちらを読み込みます。
ぴっ、と。
続いては充電のプランを選択します。この時は月額会員プランというもので(プラン種類については割愛させて頂きます)。
プランが認識されるといよいよ充電開始。
せっかくなので、今回初めて充電器をタイカンに接続させて頂きました。
今までは充電器を持つところまでしかしたことがなかったので^^
充電器をタイカンに差し込むと、充電ポートにある丸い部分が白く光りました。
充電器の方からもタイカンが認識され…
いよいよ、充電開始となります。
ちなみに、こちらの充電ポートにある丸い部分ですが、接続が確認されると白く光っていますが…
何かしらのエラーを感知すると赤くなります↓
そして、問題なく充電が開始されると緑に光ります↓
自分のタイカンの充電状況も充電器の方で確認が可能↓
もちろん、車内でも確認可能↓
途中で充電を止めたければ止めることも可能です↓
無事、充電が終わる(終了させる)と「終わったよ~」と教えてくれます。
まだ電気自動車を所有したことがない私からしたら、初めてのことばかりでとても新鮮な体験でした。
今後、もっともっと充電施設が充実していってくれたら充電すること自体は(エラーがなければ)簡単だと思ったので、電気自動車を利用するのも便利になるかなと思いました^^
タイカンクロスツーリスモも、とっても素敵でした!
色々と勉強になり、また素敵なタイカンクロスツーリスモにも会わせて頂いたりととても貴重な体験でした。
いつの日か、ポルシェのハイブリッド、フル電気自動車なども所有して体験してみたいと思います^^
ありがとうございました!
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