ポルシェ911 GT3RS 991の前期と後期のデザイン比較
先日、ポルシェのGTカーがたくさん集まるツーリングに参加させて頂いたのですが、その際に、大変ありがたいことに、目の前で「ポルシェ911 GT3RS」の「991.1と991.2」、つまり「991の前期と後期」の両モデルを1度に拝見させて頂くことが出来ました。
こんなありがたい状況は、なかなかナイかな、と思ったので、その時撮らせて頂いた2台のお車の写真で、GT3RSの991前期と991後期が「見た目」でどこが違うのかを見てみたいと思います^^
どちらの写真も「オレンジ色=GT3RS 991.1 (991前期)」で「シルバー色=GR3RS 991.2 (991後期)」です。
GT3RSの991前期と後期、フロントの表情は結構違う
まずは正面から。
正面から見ると…かなり表情がはっきりと違うのがわかります。ナンバープレートまわりを見て、両脇にあるラインが内側に向かっているのが、991前期。そして、両脇にあるラインが外側に向かって広がっているデザインが991後期。
これは、GT3RSでなくても、GT3でも同じことがいえるので、ぱっとみて「前期か後期か」を瞬時に判断できる、わかりやすいところかと思います。
そして、このウィンカーのライトのところと、その下のエアインテイク部分の形状も違います。
そう!そして、もう1つあからさまなのが、フロントフードの上にある「NACAダクト」と呼ばれる、エアー取り込み口↓
細かく見れば、フロントのポルシェ・エンブレムも991後期はステッカーだったりするはずなのですが、まあとりあえずパッとわかる違いだけ見ていきたいと思います^^
サイドにも細かい違い
サイドは、フロントタイヤ上部にも違いがあったのですが、写真撮り忘れた?!ようなので、すみません、サイドはこちらのリアタイヤ上部のところで。
ぱっと見、まず形状が違う…のに比べて…
実際に目の前で見ると、ぱっとわかりますが、中に細かいフィンがはいったのが991後期型。いわゆるこのフィンが『ボルテックスジェネレーター』(=ボディ付近で起きる空気の停滞(乱気流)を、効率良く後方へ流す効果があると言われる)と呼ばれるものなのではないでしょうか?
黄色の矢印部分です↓
リアウィング、似ているけど全然違う
あとは、羽さん部分。
実は、991後期型の方が、リアウィングはより、大きくて、さらに高さも高くなっているはずなのですが、両車を隣同士において見比べても、言われて真剣に見ないと、実はそんなに気づかない。
そのくらい、一見同じように見えたりするGT3RSの羽さんたちなのですが…良くみてみると!あるのです、結構「あ、言われてみれば」って気づく、わかりやすい違いが。
まずは、この部分の形が違います↓
そして、よりわかりやすいものといえば、羽をささえている部分のデザインも違っていて、991前期は中心に1本線が入っているけれど、991後期ではそれがなくなっています。わかるでしょうか?↓
ここのことです↓ 手前より、奥の黄色丸を見てもらった方がわかりやすいかな?中心に線があるか、ないかの違い。
最後にリアを見てみたいと思います。完璧に同じ角度で撮影出来ていないかと思うので、何とも言い切れませんが、こうしてみると、991後期の方が羽の高さはやはり高いように見えますね!
さて、リアを見て1番わかりやすいのは、こちらもGT3の991前期・後期の違いと同じかと思いますが、テールライトのデザイン。
そして、あとはこちらの黄色い丸の部分の形状の違いとなります↓
ディフューザーも実は違うのですが、そこは駐車してあっても、ちょっとのぞきこなまければいけなかったり、走っている時の判別は難しいかと思うので「ぱっと見でわかる」ものではないと判断し、今回は省略^^
もう、ポルシェ911 GT3RSの991.1と991.2の見分けがつけられます^^
いや~、この前の「カイエンとマカンの違い(見分け方)」もそうですが、私はもう「ぱっと見て、あきらかに違う!」とわかる指標がないと、なかなか似ているモデルを判別することが出来ないので、こうして2台を目の前で見比べさせて頂ける機会は本当に貴重で、ありがたかったです!
そして、1人でも多くの方が「ポルシェGT3RSの991前期と991後期をぱっと見て、見分けられるようになった」なら、嬉しいです。
え?最初から見分けついてる?そんなのわかってる?そ、そうですよね…。
…うーん、ホント、いつもながらの低レベルな話ですみません~(笑)!!