何が凄いってこの事故での死者がいないということ
知らなかったのですが、アメリカはアイダホ州には今回で開催7回目を迎える『Sun Valley Tour de Force』というイベントがあるそうで、このイベントは景色を楽しみながらのドライブやカーショーなどのアクティビティに加え、メインとなるのはアイダホ州道75号線の閉鎖された3.2マイル(約5キロ)を『速度制限なし』で走ることが出来るというものだそうなのです。
このメインイベントにはいわゆる速い車たちが集まるとのことで、過去の総合最速記録を持っているのはブガッティ・シロンの時速253マイル(時速407キロ)とのこと。
って、え？時速407キロ？！
今年もまたこのイベントが開催されたそうなのですが、今回は参加されたポルシェ911 ターボ・カブリオレが時速200マイル以上(322キロ以上)で横転するという事故が起こってしまったとのこと。
997型と思われるターボカブリオレには運転手の他、助手席に同乗者がいたとのことでお2人ともヘルメットは着用していた模様。
運転されていた方を知っているという人の話によると、運転されていた方は熟練している経験豊富な方であるとのことで、原因はタイヤのパンクによるものではないかと言われているメディアもあるようです。
何にしても、物凄いスピードでの物凄い事故で、事故後に変わり果てた911の姿を見てもその事故の凄さがわかるわけですが、ここで物凄いなと思ったのが今回こちらのお車を運転されていた運転手さんも助手席の同乗者さんも命は無事であったということ。
重症との報道はされてはいるものの、普通に考えたらこの状況でさらにオープンカーであるカブリオレでお2人ともが命を落とされなかったということは奇跡的なのではと思います。それだけポルシェのカブリオレの安全性が高いともいえるのかな。
今後こちらのイベントで速度無制限走行が継続されるかはわかりませんが、とにかくターボカブリオレに乗られていたお2人がご無事であったことは何よりです。
イベントのプロモーションクリップはこちら。このような感じのイベント(第6回目開催時のもの)↓
出典：Porsche 911 Crashes at 200+ MPH During Top Speed Run in Idaho
この記事の著者のRikaです。ポルシェ911が愛車となってから、どっぷりポルシェにはまってしまいポルシェ大好きがとまらずこのブログを始めました。愛車は911カレラ(991.2)と911カレラカブリオレ(992.1)と911カレラT(992.1)。
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