ポルシェ ザ・ラリーとは
ポルシェ911大好きな私が1年のうちでとても楽しみにしているイベントがあります。それが2018年から始まった『ポルシェ The Rally』。
このイベントは、私がお世話になっているポルシェセンターをはじめとする以下のポルシェセンターを運営されているEBIマーケティングが主催されています。
- ポルシェセンター青山
- ポルシェセンター青山 世田谷認定中古車センター
- ポルシェセンター目黒
- ポルシェセンター目黒 六本木認定中古車センター
- ポルシェセンター銀座
- ポルシェセンター銀座 小石川認定中古車センター
- ポルシェNOW Tokyo (2021年8月31日まで)
あ、ちなみに「いつもブログでEBIという会社名を見ますが、あれって「エビ」ですか?」って聞かれたことがありますので書いておくと「イービーアイ」ですから~(笑)。まあエビでも可愛いけど。いやダメか^^
おおぅ、最初から話がそれちゃった。
えっと、それでこのポルシェ911のラリーイベント第1回目が2018年に始まってから、翌年の2019年の第2回目にも参加させて頂き、また、それぞれのラリーのあとに開催されるアフターイベントのリユニオンにも参加させて頂いてきていました。
過去のThe Rallyについてはこちら:
◆ 第1回 ポルシェ ザ・ラリー アメージングモーメント2018 まとめ
◆ 第2回 ポルシェ ザ・ラリー アメージングモーメント2019 まとめ
2020年はそのリユニオンの開催があったり、またコロナの状況もあったりでラリーの本イベントは今年である2021年まで持ち越されていました。
2021 ポルシェ The Rally ~Feeling our connection~
2021年に開催となる第3回目となるラリー、最初は2021年5月の開催が計画されていたのですが、それもやはりコロナの状況が良くならなかった為に延期となっていました。
その延期が発表された時点では「これからワクチン接種が進み、コロナの状況も良くなるだろう」と思われていたことや、また偶然にして2021年は9月11日が土曜日という週末にあたっていたことから「ポルシェ911のラリーを開催するならこの日しかない!」ということで、2021年9月11日まで延期になっていたのです。
この第3回目のポルシェ・ザ・ラリーのタイトルは『Feeling our connection』。
これには『(今回のラリーが)常にソーシャルディスタンスを留意し感染予防対策を徹底しながらも、エントラントと911、そしてスタッフたちとの心の繋がり、そして絆を感じてもらえるものになるように』という想いが込められていました。
ですが、とても残念なことに1度延期されたこの9月11日開催予定であった第3回目のThe Rallyも、現在まだ日々悪化しているコロナの状況から安全を第一に考えられた結果、開催は見送りとなることが決定しました。
今回は延期でもありません。よって次回の開催がどうなるのかもわかりません。そういう「開催見送り」です。
このポルシェのラリー開催をとっても楽しみにしていて、また他のエントラント様たちと再会できること、普段なかなかお会い出来ないEBIのスタッフの皆様とも再会できること、そしてポルシェ911で楽しめること…すべてが楽しみで、第3回の開催決定を聞いた日から、この9月11日が来るのを楽しみに楽しみに待っていました。
でも。
そんな私であっても、今回のこの「開催見送り」というEBI様の判断は正しいと思います。英断だと思います。
このラリーイベントへ向けての準備がどれだけ大変であるかは、第1回目から参加させて頂いている私には、多少ではありますがわかります。
簡単に「やっぱり開催やめとこっか」でやめられるようなものではない、準備されてきた運営スタッフの皆さまのその想いもそんな簡単なものではなければ、会社として色々と厳しくなるということが痛いほどわかります。
それでもそこを強引におし進めずに、安全を第一に考えて開催見送りの決断をされたのは本当に本当に英断だと思っていますし、それが出来るEBIとスタッフの皆さまだからこそ、EBIの顧客たちは皆様のことを信頼することができ、そして安心してお付き合いさせて頂けるのだと思います。
私はそんな皆さまがやっぱり最高で大好きなのだな、ということも再認識しました。って、ついでにまた告白ね^^
こちらがEBIから出された開催見送りのお知らせ:
ラリーのおかげでもう繋がっていました
今回の「The Rally -Feeling our connection-」ですが、実際には開催見送りとなったものの、運営スタッフの皆さまには是非知っておいて頂きたいことがあります。
それが何かというと、そう、この現時点においては幻となった第3回目のポルシェラリーですが、このラリーはすでにもうエントラントたちの心を繋げてくれていたということです。
まさに開催前から「Our Connection」を感じていました。
というのも、ラリー開催決定!となった時点で、連絡がとれるエントラント同士の中では「ラリーやるそうですね!」「行きます?」という連絡が始まり、今度はそのラリー参加への申し込みが抽選となった時には、抽選結果が出された直後から「どうでした?」「ダメでした」「当選しました!」「xxさんはOKですって!」といった連絡が飛び交いました。
さらにはラリー参加が決定した時点では、ラリー開催時にはコロナ状況も良くなっているだろうと想定していたので、参加できることになった方々と「前泊の夕食をご一緒しましょう」「お酒を持参して、前夜祭やっちゃいましょうか(笑)」とか、色々と楽しみが増えていました。
連絡先の交換をしていない方々のことは「あの方、今回もまたいらっしゃるかな、会えるかな、赤い996の方は絶対にいらっしゃるだろうな」とか、沢山の皆さまたちのことを思い起こし懐かしんでいました。
そして今回この開催見送りのお知らせが出された時にも「なくなっちゃいましたね」だったり、抽選ではずれた方や今回は申し込みをされなかったけれど興味を持たれていた方などにも「なくなっちゃいました」とご連絡をしてまた近況報告が出来たり。
申し込みから今までの間に、運営スタッフの皆さまとのラリーに関する会話も何度もさせて頂きました。
インスタなどでスタッフの方が「タイカンで軽井沢に行った」というものを見たら、ひっそりと「おおお、これはラリーの下見だな。ということはタイカンも当日走るかもしれないのね!」と一人ぬふふふと楽しんだりもしていました(あ、この辺はただ私がオタクなだけか(笑))。
そうやって、この第3回目のラリーはすでに最初の開催が決まった時点から、開催されなくとも、すでに多くのエントラント、そしてスタッフの方々とのつながりをつくってくれていました。
まだ皆でポルシェ911で走るということは出来ていないというのに、今年もラリーに参加したのではないか?と思えるくらい、すでにかなり楽しませて頂いていました^^
つまりは…言いたいこととしては、ラリー開催が見送られたのは悲しい事実ではあるものの、それに対して「なにそれ!」と恨むように思っているエントラントさんはたぶんいらっしゃらないのではということです。
そして、逆に今こうして失うものが大きいのにも関わらず開催見送りの決定をされたことで、今後またいつの日か、世の中の状況が良くなってきた時に皆さんと一緒に堂々と楽しくポルシェ911に乗ってラリーイベントを楽しめる日を待てる楽しみが出来ました。
ただ1つだけ、やっぱり今までずっと長い時間と多大なる労力をかけてラリー開催への準備をして下さっていた運営スタッフ様たちの気持ちを思うとつらいですが。
私のポルシェラリー参加への願掛け
では最後に、私がこの今回また「参加する為には抽選で当選しなければいけない」という大人気のラリーイベントに当選する為に何をしたかをご紹介させて頂きたいと思います。
それは、あの決してスタッフの方への賄賂とかではなく(笑)、純粋に私の気持ちで強引に押し切る作戦(作戦でもない^^)。
前回までのラリー参加申込は「先着順」となっていました。よって、参加申込開始時刻前からパソコンの前でいつでも申込準備OKな状態で待機し、参加申込時間になったと同時に申し込んでいました。
今まではそうやって、参加権を得てきていたのです。
が、今回の第3回目のラリーにおいては「参加申込先着順」ではなく「参加申込期間中に応募した人の中から、後日厳正なる抽選で参加者を決定」との変更が。
申込開始は2021年6月1日。その後、申込締め切りまでの間にしばらくの期間がありました。
普段の私を知っている方からしたら、今回もまた「申込スタートと同時に申込するでしょう」って思われたかと思うのですが、今回の私はしませんでした。
申込が開始してから、何日も待っていました。
その間、私がラリー申込をしないことを心配されたポルシェセンターの方などからも「申込しないのです?」と確認されたことも^^
でも、私は待っていたのです。ラリーの申込をするある特定の日を。私のラリー参加当選への願掛けの出来る日を。
そう、それが2021年6月8日。
それは、1948年にポルシェの356が登録された日である、いわゆるポルシェのお誕生日。せっかくこの日が申込期間内にあるのであれば、私はもう絶対にラリー申込はこの日にしようと決めていたのです。
6月8日当日。第1回目のラリースタート時の写真が壁紙になっている私のデスクトップPCからラリーの申込準備をします。
さらに、待っていたのは6月8日という日付だけではありません。
この記念すべき6月8日の「9:11」に申込をするべく、時間さえも気にして朝から気合はいって待っていました、私(笑)。
もうポルシェが載った船を追った時のごとく、家のなかでまた1人闘いな感じ。気合ですよ、気合。だって、どうしても当選したかったから。
9:11になったのを確認し、私は「2021年6月8日 9:11」という、これ以上ポルシェの日時はないでしょうと思える時にラリー申込をしました。
これで落選したらしかたがない。(どれだけ申込時点から楽しんでるの(笑))。
こちらが申し込み後に運営事務局から来たメールです。ね、時間9:11になってる!嬉しい^^
これだけの念を送った(怨念?)甲斐あって、なんとか抽選に当たることが出来、あとは9/11の開催日を待つだけとなっていて…からの、今となります。
繰り返しますが、これだけ気合をいれて楽しみにしていた私でも今回の開催見送りは正しい判断としか思っていません。
EBI代表の方から、エントラントの皆様宛には別途メールでの開催見送りのご連絡を頂きました。その内容を読ませて頂きながら、きっと代表の方はこれを書きながら涙されてるのではないかなと心配しました。
本当ならラリーが開催され、ラリー2日目にエントラントが無事全員安全にゴールし、その最後の修了式でのご挨拶で涙して欲しかったです。こんな事前の涙はとてもつらいです。
でも、きっと今のこの決断があってこそ、きっと次回にはさらなる感動が待っているものと思います(←何気に最後にハードルあげてる(笑)?)。
次回…2022なのかな?いつになるのかな。わかりません。
でも、次回ラリーが開催される時にはきっと世の中の状況も良くなってきているはずですし、その時を気長に待ちつつ、まずは日々の生活においてそれぞれが気をつけられることを気をつけていきたいと思います。
ポルシェ・ザ・ラリーは開催見送りとなりましたが、ここでいったんEBIの代表様、そしてラリー運営委員長様をはじめ、運営スタッフの皆様には本当に本当に心から御礼申し上げたいと思います。
素敵な販売店様からポルシェ911を購入し、ポルシェ911との生活を楽しませて頂けていることに感謝致します。
エントラントの皆様、普段お会い出来ていない運営スタッフの皆様、またいつの日かお会いしましょうね^^
ちなみに…2022年の9月11日も日曜日という週末なのですよ、ふふふふふ。
公式サイト: ポルシェ The Rally
EBIグループのポルシェセンターは以下の通り(ポルシェのラリーイベントに参加する為には以下の販売店のいずれかから911を購入していることが条件となります):
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◆ 第2回 ポルシェ ザ・ラリー アメージングモーメント2019 まとめ