映画『Den of Thieves 2: Pantera』にポルシェのタイカンターボが登場。
ちなみにこちらの『Den of Thieves』は、日本では『ザ・アウトロー』というタイトルで公開されていた映画です。今回のタイカンが出てくる続編が日本で公開になるかどうかは現時点ではわかりませんでした。
今回の続編では登場人物たちがダイヤモンド強盗を計画するそうで、脚本家兼監督のChristian Gudegast氏は「厳重に警備されたダイヤモンド取引所に泥棒たちが出入りしても、そこにいることを誰にも気づかれないということに信ぴょう性を持たせる必要があった」ということで、それには「超高速で機敏、同時に静かな車が必要だった」と。
うーん、それで選ばれたのがまさに静かなのに超高速で機敏なタイカンターボだったわけですね!さすが監督、チョイスが良いですね~(←偉そう(笑))。
しかも監督は、ポルシェを映画内で使用することをポルシェがOKするかどうかがまだわからないうちから、すでに早い段階でタイカンを脚本に書き込んでいたそうです^^
今回の映画でタイカンターボはハリウッド映画におけるカーチェイスシーンで初のフル電気自動車のスタントカーとなったとのこと。
ポルシェは撮影用に合計5台の改造車を提供されたそうで、そのうち1台はポッドカーに改造→ハンドル、ダッシュボード、スタートボタン、シート、アクセルペダルまでのすべての操作デバイスがタイカンターボのルーフにあるカプセルに移設されたもの。
この車はスタントドライバーがルーフの上でタイカンを操作して車内の俳優さんは演技だけに集中できるようになっているという仕組み。
映画制作チームから要求された改造を実施し、スタントカーをテストするまでの期間は2か月間。
ポルシェの専門家たち(エンジニアさんとか)は夜通し作業を行い、例えばソフトウェアとセンサーを再プログラムして狭いトンネルを時速100キロ近くで後進(バック)出来るようにしたりしたとか。
映画に出てくる悪い人とかそれを追う人とかって、物凄いスピードで狭い街中とかをバックで走ったり出来ちゃって、本当に運転技術高すぎでしょ?!っていつも思っちゃいます。
もちろん映画だからとはわかってはいますが、コンビニに前向き駐車した時などにそこからバックして出る時だけとかだけでもヘロヘロしている私からすると凄すぎて^^
2018年に公開された『Den of Thieves (邦題:ザ・アウトロー)』の続編である『Den of Thieves 2: Pantera』では、Gerard Butlerさん、O’Shea Jackson Jr.さんがが再び出演。
アメリカでは2025年1月10日に公開されたようです。
出典:(公式)The Porsche Taycan Turbo – the silent star in ‘Den of Thieves 2: Pantera’
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