やらない方が良いけれど、ガソリン車よりは対処可能らしい
中国で起きた洪水によって浸水してしまった道路を走り抜けるタイカンの動画が公開されていました。
実際のところ、電気自動車の方がガソリン車よりも深い水の中を走る時にうまくいく可能性が高いとのことなのですが、もちろん可能である限りやらないに越したことはありません。
ちなみになぜガソリン車では車が止まってしまうような水の中でもEV車は走ることが出来るのかというと、電気自動車には吸気口がなく、またエンジンもないことから「ハイロドロックされる可能性がない」からとのこと。
それでも、もちろん車に何らかの損傷を与える可能性は十分にあって危険な為、繰り返しますが、やらないに越したことはありません。
ただ、不測な急な事態でどうしようもなくなった時にはこのくらいであれば走り抜けられる可能性もあるということで、万が一の「走り抜けるしか助かる方法がない」という時には覚えておくと良い動画かもしれません。
テスラのイーロンマスク氏は『EV車(テスラ)はしばらくの間、ボートのように機能することが出来る』とも言っているくらい。これまた思い切った発言ですが。:
A Tesla works as a boat for short periods of time, as an electric car has no air intake or exhaust to block & battery/motor/electronics are water-sealed. Submarines are just underwater EVs.
イーロンマスク氏のツイッター
こちらの動画はイーロンさんがシェアしていたテスラのモデルSが浸水された道路を走行しているもの↓
今回の上の動画にあるタイカンですが、この水の中を走り抜けたあとオーナーが地元のディーラーさんに持っていって車の状態をチェックしてもらったそうですが、タイカンは無事。
ただ、ファンに木の枝が入ってしまっていたのと、車のフロントトランクが汚くなってしまっていたとのこと。
そして、ポルシェディーラーからは「もうやらないで」と言われたそう^^
こちらはイギリスでタイカンがやはり浸水された道路を通っている動画です↓