ポルシェはF1への参戦を真剣に検討中
少し前に記事を見かけていたのですが、書けていませんでした…最近ちょっと色々あって私自身の中ではブログをサボリ気味で、書きたいことがありすぎるのに時間が全然足りていません~(涙)。
さて、そんなことは良いとして、ポルシェがF1参戦に復帰するかも?というお話。
F1が2026年から簡素化されたハイブリッドパワーユニットからの電力がある新しいエンジンを導入(&MGU-H廃止)することを望んでいると言われており、これがあるからこそのポルシェがF1参戦するかもとのこと。
ちなみに、F1がなぜ完全な電気自動車レースになれないのかというと、フォーミュラEとその創立者であるAlejandro Agag氏がフル電気自動車のFIAシングルシートレーシングシリーズの独占的権利を持っている為とのこと。
うーん、よくわかりませんが色々と大人の事情があるのですね。
とにかくフル電気自動車になりきれないF1としてはハイブリッドとなっていくらしく、フォルクスワーゲングループはポルシェとアウディをレッドブルのパワートレイン部門とエンジン提携をすることを検討するのでは、と言われています。
現在の新しいポルシェモータースポーツのマネージングディレクターであるトーマス・ラウデンバッハ (Thomas Laudenbach)氏が「F1参戦について真剣に検討しているし、それは秘密のことでもないよ」と堂々と言われていることからも、ポルシェは本当に本当に噂ではなく現在F1参戦を真剣に検討中。
こうやってポルシェの人が「秘密にしてないし」「真剣に検討してるし」って言いきっちゃうくらいなので、やっぱりこれは何かしらの形でF1参戦されるのではと思っちゃいますよね^^
もちろん、まだそれでも「決定ではない」とも言われているわけなのですが、少なくとも11月末の理事会か、遅くとも2021年の年末くらいまでには決定されるのではないかと海外メディアは予測されているようです。
前述のトーマスさんも「2025年/2026年にレースをしたいのなら、ある程度の時期から準備を始めなければいけない」とのことで、決定するならそれなりに急ぐ必要もあると思われているようです。
ポルシェとレッドブル、そしてアウディとマクラーレン
以前は、VWグループからのF1参戦は「ポルシェかアウディのどちらか」になるのではと考えられていたようなのですが、現在の状況では両社ともが参加する可能性が濃厚。
VWグループのエンジンプロジェクトがレッドブルのパワートレインと一緒に共有されることによって、F1参戦への費用を大幅に削減することが出来、ポルシェとアウディのそれぞれが、それぞれに異なるチームとのパートナーシップを結んで参戦することが可能になる、と。
では、そのパートナーシップを結ぶかもしれない異なるチームとはどこか…というと、これまた現時点で言われているのはマクラーレンではないかとのこと。
つまりは、『ポルシェ+レッドブル』と『アウディ+マクラーレン』になるということのようです??これはまだウワサの段階ですが、やっぱり濃厚説。
とりあえずポルシェ(VWグループ)としてはいかにコストを抑えてF1参戦に向かうことが出来るのかということ等を考えつつ、とにかくF1参戦を前向きに検討されているようです。
2023年にポルシェとアウディはLMDhカテゴリーでル・マン24時間参戦することも発表されている通りで、流れとしては本当にありえそう。
さらになんといってもF1参戦は「費用対効果も高い」とメーカー(VWグループ、ポルシェ、アウディ)も認識されているので、コストもかかるけれどそれに見合う効果もあるという見解のようです。
うーん、これはきっと2026年にポルシェはF1参戦ですね?
もう、それは観に行っちゃう!!!!(気が早い^^)
続き→ポルシェとアウディがF1参戦するかどうかへ向けての現況
出典:
◆ PORSCHE ‘SERIOUSLY CONSIDERING’ F1, DECISION TO BE MADE SOON
◆ Porsche ‘Seriously Considering’ F1 Entry as Talks Continue on 2026 Rules
◆ The Stars Might Be Aligning For Porsche’s Return To F1
◆ (公式) Thomas Laudenbach
関連記事:
◆ポルシェが2023年からル・マンなどのレース復帰へ。それで、LMDhって何?
◆関連記事:ポルシェが新たに「F1nally」という商標出願、F1参戦はやっぱり実現しそうかな