ポルシェが2026/2027年のフォーミュラEシーズン(シーズン13)から最大4台(カスタマーチームを含め6台)のマシンを投入する計画を発表。ちなみにポルシェは現マニュファクチャラーズ・ワールドチャンピオン。
シーズン13にはポルシェのカスタマーチームも参戦する予定ということも発表されました。

予定されている6台のポルシェ 99Xエレクトリックは600kW超の出力を備える次世代GEN4フォーミュラEマシンで、これまでで最も大きな性能向上を果たす純電動レースカーとなる見込みとのこと。

ポルシェ・モータースポーツ副社長のThomas Laudenbach氏曰く:
- モータースポーツはポルシェのブランドを形作っている
- 伝統的なモータースポーツにおけるポルシェの歴史は唯一無二であり、その精神はすべてのポルシェに反映されている。将来においては電動モータースポーツについても同じことを言えるようになりたいと考えている
- 他のレースシリーズと比較して、フォーミュラEは投入する労力と得られるリターンのバランスが非常に魅力的。また量産スポーツカーにとって重要となる技術的ソリューションをさらに開発する機会も与えてくれる。今回の運営上の変更で、ドライバーだけでなくあらゆる分野で新たな才能を発掘し育成していきたいと考えている
- 2つ目のチームも、ヴァイザッハのポルシェ開発センターを拠点とする予定
- 追加されるマシンの運用にあたっては、単に現在の体制を拡大するのではなく可能な限り独立性を持たせたいと考えている
- 来年はポルシェ・モータースポーツ75周年を迎える。その成功の歴史は今後は電動モータースポーツの物語によっても形作られていくことになるだろう
とのことです。

先月、ポルシェはFIA世界耐久選手権(WEC)のハイパーカークラスから今シーズンをもって撤退し、今後は
- フォーミュラE (ABB FIA Formula E World Championship)
- 北米IMSA (North American IMSA WeatherTech SportsCar Championship)
の2つに集中させると発表されていましたし、まさにフォーミュラEに力を入れていくのだなということがわかる今回の発表となりました。

新しいチーム名にもなってシーズン13も素晴らしい結果となりますように^^
出典:(公式)Porsche Motorsport adjusts its operational concept in Formula E
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