※この記事は以下の記事からの続きです:
◆ポルシェフェスティバル 2023、ポルシェガレージ@PEC東京に行ってきました~①
◆ポルシェフェスティバル 2023、ポルシェガレージ@PEC東京に行ってきました~②
ポルシェガレージ 2023 PEC東京に参加
では続いて翌日6月4日に今度はポルシェガレージ枠で参加した時のことを書きたいと思います。
こちらが事前に送られてきていた車両通行証と、車内にかけておく為のタグ。
車両搬入(集合時間)はH1グループからH7グループにわけられていて、他の方の番号等を見てみる限り、ポルシェガレージに乗っていくと申請されたお車の年代順に古い方からH1となっていたようです。
私はポルシェ911 カブリオレ(992型)での参加としていましたので、比較的新しいモデルであることからH7という最終グループだったのだと思います。
昨日のシャトルバスとは違って、この日は自分の911でPEC東京へ。
「こっち、こっち」と誘導されるままに進みます。
と、建物にたどり着く直前の左側が開けられていて、そこからトラックの方へと入ることが出来るようになっていました。
そこからさらに誘導されるがままに進んで行き、ハンドリングトラックへ。
お~自分の車でPEC東京のコース内に入ることが出来るだなんてちょっと感動。
もちろん、コースに入ったからといって普通に走れるわけではなく安全にノロノロと進むわけですが、それでも通常はまだ自分の車では入ったことがないトラック内に車で入ることが出来たのはとてもワクワク感がありました。
車の駐車位置ですが、特別な車両は別途案内がされたりダイナミックエリアと呼ばれる場所への駐車状況はまた少し違ったのかもしれませんが、私が停めさせて頂いたハンドリングトラックに駐車する車たちは到着した順に停めていく感じでした。
私の集合時間は9:20~9:40だったのですが、余裕を持って出たにも関わらず途中で新しく事故?故障車両(バイク)?があったようで少し新しい渋滞が発生し、到着が少し遅れた9:55くらいに。
それもあってか、我が家の車の後ろには他に4台がいたのみでしたので、私たちは最後から5番目に入場したようでした。
ちなみにこの我が家の車を含む最後の車両たちが停められたのがだいたいこの辺りです(赤い点・矢印のところ)↓
車を駐車してからまずは時計回りに向かってトラックを歩いてみました。
様々なポルシェたちがずらり。
真ん中?のダイナミックエリアにも沢山のポルシェたち。
1台1台に個性があって、その1台1台を見てまわるのも楽しかったです。
通常であればローンチやスラローム体験をするダイナミックエリアと呼ばれるところでまずはポルシェガレージの受付をしました。
ダイナミックエリアにも様々なポルシェたちの展示。
基本的には空冷モデル中心(年代が早いモデル)が集合。
もちろん、中には新しいモデルも入っているので、とにかくどの時代のポルシェが好き&興味がある方でも、どのエリアを見ても楽しめたのではないかと思います。
ポルシェガレージ枠で参加をすると、朝食と昼食と飲み物を無料で頂くことが出来ました。
朝食は日本向けの柔らかめのプレッツェル。そしてお昼はまい泉のカツサンド&ポテサラサンド。
まい泉といえばカツサンドなので、自分で買う時にはカツサンドしか買ったことがなかったのですが、ポテサラサンドも美味しかった^^
ポルシェガレージ枠で参加された方は、6月3日が278台、そして6月4日が340台とのこと。
2日間で合計618台のポルシェがこのPEC東京の場に集まっていたわけですね。
メインステージでも様々なイベントが開催されていました。
6月3日は少し時間に変更がありましたが、だいたいのイベントスケジュールはこのようなものとなっていました↓
Jacky Ickx氏との出会い
と、ここでメインステージをちらっと見ながら歩いていたところ、普段お世話になっているディーラーグループ(EBI)のクラシックの担当の方から呼び止められたのです。
「あ、こんにちは~」と普通にご挨拶…と思ったら、「今、そこにジャッキーさんいますよ!まだあまり気づかれていないから、今なら一緒に写真撮れるかも!」って教えて下ったのです。
えええ、そんな奇跡的な。
慌てて振り向くと、本当にそこにはいたって自然に普通にいらっしゃったジャッキー・イクス様。ル・マンで6度優勝されていて、パリダカールラリーにも優勝されているという伝説のドライバー様。
一緒に写真撮影はもちろんのこと、サインも頂きました。嬉しい!
でも、ここで痛恨のミス。
ジャッキーさん、お名前のサインのみをされていたのですが、私は日付も入れて頂きたかったので図々しく「もしよければ日付も入れて頂けますか?」とお願い。
「いいよ、今日って何日だっけ?」と言われて、昨日もイベントに参加していた私は完全に舞い上がって混乱し、絶対的な自信を持って「6月3日です!」と回答。
そして、頂いたのがこちらのサイン↓
そう、この日は6月4日だった…シマッタ(笑)。
私が日付を間違えたことに気づいたのはサインを頂いただいぶあとだったので、間違いを伝えることも出来ずで、ジャッキーさんに間違ったことを教えてしまったことが申し訳なかったです。ごめんなさい。
そして、この日もまたPEC東京では沢山のお友達の皆さまとお会いすることが出来たのですが、そのうち1人の方はちゃんとジャッキー・イクスさんの本を持ってこられていて、そちらにサインを頂いていました。
完璧すぎる!さすが。
他にも車のパーツ?を持ってこられてそこにサインをして頂いていた方もいらっしゃいましたし、皆さまちゃんと色々用意されてきていることに感動してしまいました。
ジャッキー・イクスさん関連のものにご本人にサインして頂けただなんて本当に最高だろうなと思います。サイン帳にサインして頂けただけでも感動なのに^^
PorsCayenne & 911 Dakar with Jackie Ickx Japan Premier
そうこうしているうちに、この日のカイエン&ダカールのジャパンプレミアが始まりましたのでメインステージへ。
ジャパンプレミアでの映像は自動車雑誌「CG(カーグラフィック)」のカーグラフィックTVの制作チームとの協働によるものとのことで、そのオープニングテーマは松任谷正隆氏による「THE THEME OF WINNER」。
そしてナレーションは声優の古谷徹氏で歴代のポルシェ911などの紹介がありました。
いよいよ続いてはダカールの登場。
ダカールを運転されてきたのはポルシェジャパン社長のフィリップ・フォン・ヴィッツェンドルフ氏、そして助手席からはジャッキー・イクス氏。
イクス氏は結構な御年に見えるわけですが、それなのにこのダカールを前に立ち、お話される姿が本当に今からでもオフロードを走りだされそうな貫禄があり、なんともカッコ良かったです。
ステージ上で、今乗られてきた911ダカールのボンネットにサインを。
私がサインを頂く前までの方へのサインには日付を入れていらっしゃらなかったのですが、私が日付を入れて頂くお願いをさせて頂いたあとからは日付も入れられていたように見受けられたのですが、もう、あの、ドキドキ。
ジャッキー様、6月3日って書かないで下さい…!って。いやーそうなったらもう責任重大でしょう。
でも。
はぁ、良かった。
一瞬、最初の「J」が「3」に見えたのでドキッとしましたが、入れられた日付は「June 2023」でした。良かった(涙涙)。
続いて、ポルシェAGのセールス&マーケティング担当取締役のデトレフ・フォン・プラテン氏がご挨拶。
私はこのブログを書いていることで、過去に何度もプラテンさんが「こう言っていました」みたいなことを書いてきていたことから、個人的には「あああ、あのプラテンさんご本人があそこに!」ってちょっと興奮してしまったのでした(笑)。
ダカールのジャパンプレミアが終わったあとは、水分補給とランチを食べる為にいったん車へ。
自分の車へ戻る道にもまだまだポルシェたちがずら~っと並べられているので、これは本当になかなか見ることが出来ない素晴らしい光景でした。
PEC東京でピクニック気分
さて、ランチ休憩。
前日に下見(?)に来た時に、休憩する為のイスなどを持ってきた方が良さそうだなと思い椅子とテーブルを持ってきていたのでそれを設置…と、なんと自分たちの車の目の前にちょうどポルシェがテントを立ててくれていたのです。
最高。
これが設置完了後↓
自分たちの車を眺めながら、鳥の声を楽しみつつ日陰でのんびりランチ&水分補給。
凍らせたペットボトルやお菓子などもたんまり持ち込んでいたので、一気にピクニックにきた気分になりました。
こうやって日陰を作る為のテントをいくつか置いて下さっていたので、皆さん好きなように使って休まれていました。これは助かる~。
しかも、皆さんずっとテント内にいるわけではないのでちょうど良い感じに入れ替わって使われていたような気がします。
実際、私たちが撤収して次に戻ってきた時には他の方が使われていたり。
日陰でイスに座ってのんびりしていると、もうそのままその場所で落ち着いてしまいそうになったので、少ししてからまたメインステージの方へと戻ってみました。
ポルシェガレージアワード
戻ったらポルシェガレージのアワード中。
ポルシェガレージでは参加された車両の中から、ポルシェガレージ参加者たちのお車に色々な賞が授けられていました。
アワードはポルシェジャパンが選ぶ「エキサイティング/パフォーマンス/ヘリテージ」の3部門、そしてポルシェガレージ参加者が投票する「パッション/カラフル」の2部門の計5部門(それを6月3日、4日でそれぞれ開催)。
メインステージ奥には、この日もすでにアンヴェイルされたことから新型カイエンとダカールの展示も。
この日展示されたダカールが昨日展示されていたダカールと違うのはボンネットにジャッキーさんのサインがあるということ。
このダカールは今後、ポルシェジャパンの広報車両として活躍されることになるそうです。
この日は雨の影響はなかったものの、早めに帰りたい方は(車を出せる方は)帰らせて頂けていたようで、夕方になるとだいぶ車も減ってきていました。
※一応、体調が悪い等の理由がある方がご帰宅です。
カレラTと撮影
私たちはイベント終了までいることにしていたので、最後にもう1人お会いしたかった方に会うべく車へと戻りました。
そのお会いしたかった方のお車がこちら、GTシルバーのカレラT。
もうこの時点で私の後ろにいらっしゃった4台の方々も皆さん帰られてしまっていたので、カレラTと我が家のカブリオレが最後尾車両の2台になっていたので、ちょっと並べさせて頂いて写真撮影。
お車を見せて頂きたいと思っていたので、この場でこんな風に並べることまで出来て色々見せて頂けて嬉しかったです。カッコイイ^^!
18時にイベントが終了。
H7グループとして入場した私達の本来いわれていた搬出時刻は「だいたい20:45」だったのですが、この日は体調が悪くなられた方が多く(??)かなりの方がすでに帰宅されてしまっていたので、18時イベント終了後から私達最後尾の車が帰宅の案内をされたのは18:30頃。
はや。
PEC東京に入場した朝の時点では「今日は丸1日PEC東京にいるのか~」と大のポルシェ好きでポルシェだったら何でもいいんじゃないの?と思えるような私でさえ「長い1日になりそう」とちょっと覚悟していたわけなのですが、実際にイベントに参加してしまうとほとんどの時間を誰かしらかとお話させて頂いていたり、見たり、食べたりで、本当にあっという間に18時になりました。
ポルシェフェスティバル2023の感想
今回のイベントを振り返って、客観的な感想としては
- 夫婦、お友達などと一緒、または現地で一緒になれる人がいた方はとても楽しめたと思う
- 1人で参加され、かつ偶然にして現地で知り合いに出会えなかった場合は時間をもてあましたと思う(ガレージ枠で決められた時間まで帰れない場合)
- 本来なら結局は自分の意志で丸1日イベント参加していた人であっても、ポルシェガレージ枠の場合「朝xx時~夜xx時まで出られません」という決まりがあったことにより「強制された感」を感じてしまったと思われる
- ガレージ枠で早めの帰宅をされた方も安全を確保して誘導されていれば問題なく退場出来ていたようなので、今後もしこういうイベントがまたあるのであれば「必ずいて下さい」の拘束時間を短めにして、あとはご自由にとした方が良いかも
- 今回のポルシェフェスティバルが「イベント」としてどうであったかというと「アジア最大のコミュニティイベント」としては頷けないというのが正直なところ
- 事前に「アジア最大のポルシェイベント」という印象を持たせるのではなく「これは(普段より大きな)コミュニティイベントである」というところをもっと最初から強調されていた方が良かったかも
なんて好き勝手なことを最後に書かせて頂きました、すみません。
でも、私にとっては本当に多くのポルシェたち、そして多くのポルシェ大好きな方々と出会い、お話が出来てあっという間に時間がすぎた楽しいイベントでした。
ポルシェが大好きな方々が沢山集まっているのを見るのはとても幸せでした。
それになんといってもこのイベントが凄いのは『すべて無料』ということだと思います。
もちろんキッチンカーなどの食べ物等は有料ですが、イベント参加料(入場料)も何も一切なく、ガレージ枠には食事も無料で提供され、ドリフト/オフロード体験も無料だったわけですから『無料イベントなのにこんな規模で楽しませてくれただなんて凄い』と思います。
最後の最後にはスタッフの皆様が手を振って笑顔で車を送りだして下さいました。
ポルシェ75周年をお祝いするという一大イベントを前に台風の影響で大雨という大変な懸念事項をかかえてのご準備、そして実際に初日午前中の大雨へのご対応など、運営・スタッフの皆様は本当に大変であったかと思います。
何から何までの色々なご準備、ご対応、運営をありがとうございました。
また、ポルシェを通じて出会う皆さまの「ポルシェに関する知識」は本当に凄くて、さらにはそれだけでなく私からしたら皆さまは人生そのものの大先輩で尊敬できる方々ばかりで、お話させて頂くことでいつも色々な新しい知識を得て、新しい世界を知り、見せて頂いています。
この2日間イベントでお話させて頂いた皆さま、ご一緒させて頂いた皆さま、本当にありがとうございました。
最後にお決まりのPEC東京のソメイヨシノの成長記録。台風の影響をまったく感じさせず、すくすくと育っているようでした。良かった^^
ポルシェ、そしてポルシェを通じての出会いに心から感謝できた2日間でした。ポルシェ75周年、おめでとうございます。
出典:「ポルシェフェスティバル」に3,019人が来場、盛況のうちに終了
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