メッセージ・イン・ア・ボトルなタイカン
唐突ですが、このタイカンアートがステキでとっても好き。
ちょうど写真を撮られた時間帯の背景からすべてが完璧に美しくて。↓
この作品は「ドリームオン」と「ドリームカプセル」という2つの共同展示となっているそうで、「ドリームオン」の方はフェリー・ポルシェ氏が356 No.1 ロードスターを設計された設計図の巻物を指すそう。
この巻物には「Those lucky enough to build a business out of a dream owe it to the world to be the caretakers of dreams (夢からビジネスを立ち上げることが出来た幸運な人は、世界に対して夢の管理人になる義務がある」と書かれています。
そしてその巻物が入っているのが、夢を実現する変革の旅を象徴しているという漂流するボトル「ドリームカプセル」。
巻物はそこにポルシェタイカンと供に収められています。
これは中国北部で開催されるアランヤ・シアターフェスティバルと、75周年を迎えたポルシェが連携し「The Art of Dreams」のシリーズを展示された作品の1つ。
開催場所が中国の河北省アランヤの海辺であることから、海辺でのアート展示となっているのがまたとても良いですよね~。
他にもChris Labrooy氏が制作されたという彫刻作品は「ドリーム・イン・モーション」というもので、海辺をレースするタイカンを舞い上がる砂や塵を幾何学的形状で表現したという作品。
日が落ちてライトアップされるとまたさらに違う印象に。
Benedict Radcliffe氏が制作された「ドリーム・ボールド」という作品はポルシェ934を中空チューブを使って再解釈しアートにされたものとのこと。
これこそまさに夜に見るとさらに良さそうな作品。
このイベントに現在ポルシェ中国のCEOを務められているミヒャエル・キルシュ(Michael Kirsch)氏も登場されていたのですが、キルシュ氏といえばこの前までポルシェジャパンのCEOであった方。
写真ですが久々にお顔を拝見し懐かしく思いました…が、キルシュさんのお名前を中国語で書くとこうなるのかということの方に興味を持っちゃった。
中国語では「キルシュ先生」と書かれているのかと思いますが、『ル』の漢字がポルシェ(保时捷)の『ル(时)』を使われているのがなんとも良いな、とか^^↓
今回のイベントでもそうですが、最近多く発表されているポルシェ実車をアートの中に融合させる作品、私は結構好きなのでいつかこういう作品を実際に目の前で見られる機会があると嬉しいなと思います。
出典:(公式)Aranya Theatre Festival: Porsche teams up art lovers in northern China