カイエンターボGTを電動スライドドア付きのファミリー向けミニバンにカスタマイズ
マーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)さんといえば、Facebook(現Meta)を創設したことで知られる方。
その彼が妻であるプリシラ・チャン(Priscilla Chan)さんのために特別にポルシェのカイエン・ターボGTのカスタマイズを依頼し、なんとミニバンを作り上げてしまったとのこと。
なぜそんなことになったかというと、奥様が次の車はミニバンがいいなと希望されたからだそう。
いや、一般的にはその場合「じゃあミニバンを探そうか、どのミニバンがいいかな」となりそうなものなのですが、さすがのマーク・ザッカーバーグ氏は違う^^
彼はロサンゼルスのカスタムショップである『West Coast Customs』に依頼をしてポルシェのカイエンターボGTをミニバンに改造。
カイエンターボGTには電動のスライドドアまでつけられちゃっていて、フレームも延長されています。
ミニバンのデザインはマークさん自身がされたそうです。
ミニバン・ポルシェ
今回のカスタマイズは見た目だけではなく、内部の仕様も実用的に改造されているとのことで、フロントには通常のシートが2つ、そして2列目にはさらに2つのシート、さらにさらに3列目には少なくとも2つのシートが装備されているっぽいとのこと。
ザッカーバーグご夫妻には3人のお子様がいらっしゃるとのことなので、5人家族へのファミリーカーとしてはぴったり。それでいて、ベースはポルシェのカイエンターボGTなので性能も抜群。
って、ん?
考えてみたら我が家も子供が3人の5人家族。いつもファミリーカー探しには苦労します。
ここは…もしやカイエンターボGTをカスタマイズするしかないかな(笑)??
ちなみにマークさんは今回のこのミニバン仕様のカイエンターボGTの他に、同じくスレートグレーカラーのマニュアルの911 GT3ツーリングパッケージも所有。
さらに他にもカスタムカーであるキャデラックCT5-Vブラックウィングも所有されているらしく、こちらもマニュアルだそう。MT好きなのですね~。
ポルシェが過去に試みたミニバン
今回のミニバンはザッカーバーグ家のオリジナルではありますが、ポルシェとしても過去にミニバンのコンセプトを試みたことがあり、それが2020年に発表された『Porsche Vision Renndienst』というコンセプトカー。
最大6名まで乗ることが出来るファミリー向けのEVとしてデザインされたもので、ポルシェのDNAをファミリーカーに融合させるという試みだったようです。1:1スケールモデルが作られ展示されるところまでいったものの、量産化されることはなく終了。
さらには1980年代には『Porsche B32』というミニバンをポルシェが製造していたこともあったそうです。こちらは基本的にはフォルクスワーゲンT3に911カレラのエンジンや他のアップグレードを搭載したモデルだったとのこと。
それにしてもマークさん、奥様が次はミニバンがいいなと言われたところからポルシェをカスタマイズしてミニバンにしてしまうだなんていう発想が凄いですね^^
出典:
◆Mark Zuckerberg Had a Porsche Cayenne Turbo GT Minivan Made for His Wife
◆Mark Zuckerberg Designed This Porsche Cayenne 'Minivan'
◆マーク・ザッカーバーグさんインスタグラム
◆Porsche Once Designed a Street Version of its 887-HP 919 Hybrid Le Mans Race Car