初めてのFSWホテル宿泊体験
2023年10月22日(日)に私がポルシェ購入でお世話になっているポルシェディーラーであるポルシェセンター高輪、ポルシェセンター小石川などの母体であるEBIグループがポルシェ75周年を記念して開催された『The Fest.』というイベントがありました@富士スピードウェイ。
そのイベントに参加すべく、今回は我が家にとっては初めてとなる富士スピードウェイホテルに前泊してみましたのでまずはその時のことを。
富士スピードウェイには何度か訪れているわけですが、この富士スピードウェイホテル(以下FSWホテル)には、オープンしてからもう約1年がたつというのにまだ1度も行ったことがありませんでした。
FSWホテルの入口へと向かうと…
ちょっと写真がボケボケですが、翌日のThe Fest.に向けてFSWホテルにもすでにポルシェの旗たちが沢山。
今回、The Fest.のプログラムの一環として「FSWホテル前泊プラン」もあったことから、ホテルにもこのようにポルシェの展示がされていたのです。
チェックイン前からテンションあがるじゃないの~。
さらには駐車場に行ってみるとこの通り。
さすが明日のポルシェイベントを控えた前日のホテル駐車場というだけあって、そこはもう「ポルシェパーキングですか?」といった状況。
ダメだ、前日夜からテンション上がりまくり。
ここに停められているポルシェたちのほとんどの方が翌日のThe Fest.に参加されるのかと思うと翌日のイベントも楽しみで、本当に前日のこの駐車場の時点から物凄くワクワク感が高まってしまったのでした。
ホテルに入るとミュージアムがちらちらと見えます。
今回のステイではミュージアム見学はする予定はなかったのですが、入場しなくてもちょこっと色々なところから見える感じ。
レジェンドドライバーたちの名前がスクロールされていく壁投影には多くの「あ、知ってる」っていうドライバー様たちのお名前が流れていって「あの人も。この人も。」ってスクロールするのを1周全部見ちゃいました。
ホテルの中に飾られているアート作品たちも車に関するものばかりです。
今回、私達はThe Fest.の前泊プランではなく個人的にホテルを取っていたので、食事もFSWホテル内で勝手に予約して食べていたわけですが、The Fest.の宿泊プランで泊まられている方々にはホテル内で前夜イベントも開催されていました。
私達はあくまでも「通りすがりの人」として(笑)、この場にいたEBIスタッフ様たちとご挨拶。
またEBIのポルシェラリーの時みたいに、多くのEBIスタッフ様たちとお会いすることが出来る夜が本当に楽しくて、やっぱりEBIの皆さま大好き^^
ホテルの部屋の中もFSWや車がテーマな装飾やこだわりが沢山でした。
コースターもタイヤ柄。
アメニティはFSWホテルがある静岡県に本社をかまえる株式会社タミヤのプラモデルを模したデザイン。可愛い。
今回、私達はThe Fest.の前泊プランではなかったので、皆さんとお酒を飲むことが出来なかったので勝手に部屋で前夜祭です^^
テレビをつけるとFSWのコースガイドが流れたりもしていました。
他にもナショジオとかディスカバリーチャンネルとかもあったので(両方好き)、見てみると偶然にもポルシェ・マカンの工場の番組。
「ポルシェイベント前日に部屋飲みしている時に流れてくる番組がマカンの生産工程の話だなんてポルシェ運命感じる」なんて言いつつ見ちゃいました。
ちなみにこの番組の情報によると、このライプツィヒの工場で作られるマカンは2日弱で生産完了となるそうです。はや。
マカン完成後には1.6キロ以内の距離でテストドライブを行うとのことで、このライプツィヒ工場では1日に500台のマカンが作られる為、テストドライブも1日で500台行われるとのことでした。凄すぎる。
…と、ポルシェ関連番組を見ながら飲んでいるのも楽しいわけですが、このホテルの本当の楽しみはこちら。
そう、今回私達がブッキングしたのは「サーキットビュー」の部屋であったので、カーテンをあけてバルコニーに出ると目の前に広がる光景がこれだったのです。
目の前に広がるのは富士スピードウェイの本コース。
パナソニックコーナーからストレート、想像していた以上に目の前に見える迫力あるビューです。最高すぎる。
さらにさらに。
こんな偶然があっていいの?と思えるほどだったのですが、この日の夜はなんとオリオン座流星群が最大となる日であったのです。
都内の明るい夜空ではなかなか綺麗に見えない星空ですが、FSWのバルコニーからはこんなにも綺麗にオリオン座が見えていました。
結局のところ流星群は見えなかったのですが(夫は幻かもしれないと言いつつ1つは見れたみたい)、それでもきっとすぐそこに見えているオリオン座付近では流星群が流れまくっているのだろうと信じ、お願い事だけは沢山しておきました^^
朝、目覚めてから改めてバルコニーに出た時に見えた光景がこちら。
もう最高すぎるでしょ。
朝からさっそく温泉にでも行ってみようと、ホテル廊下から富士山ビューの方の景色を見てみるとこの通り。
サーキットビューとは違って富士山が綺麗に見えていました。これはこれでいいな~。
いわゆる大浴場への扉にも車たち。こちらが女湯入口。
こちらが男湯入口。
プールもありました。
お風呂上りには静岡県の冷たいお茶の他に、朝霧高原のあさぎり牛乳&コーヒー牛乳のサービスも。
お風呂上りに富士山を眺めながらの甘いコーヒー牛乳がなんとも最高。
さらにジムの中にはシミュレーターもあって、こちらは宿泊客であったら30分無料で遊ばせて頂けます。
というわけで、30分やるでしょ~。
今月(2023年10月)のポルシェエクスペリエンスセンター東京で開催されているシミュレーターチャレンジのお題が「ポルシェ911 RSRで富士スピードウェイを走る」であったので、今回私達もそのお題でどのくらいのタイムが出せるかをやってみました。
30分を2人でわけあったので、設定とか交代時間とかを含めると1人10周弱しか出来なかったのですが、そのなかで私はもうRSRに慣れることが出来ず「ひゃー、ひえー」と言いながらコースアウトばかり。
なんとかコースアウトせずに記録出来たのは2:06.381。ポルシェ911 RSRなのに遅い(笑)。
夫はなんだかんだいって1:43.556を出していたので、まだまだ慣れる前なのにやるな。
と、朝から富士山を眺めつつお風呂に入ったりシミュレーターを楽しんだりしてからまた部屋に戻ります。
テレビをつけるとやっぱり車関連の番組。この時はカマロとかコルベットの話。
そして、外からは走行音が聞こえてきたのでまたバルコニーに出て見ると…
おお。The Fest.の走行プログラムが始まっていました。
上から眺めるサーキット走行、最高。
バルコニーに置かれていたくつろげる椅子(ソファ)に座って、The Fest.の走行プログラムに参加されている皆さまが走られている様子を眺めました。
もう最高すぎ。
ポルシェの走行音も聞こえるし、皆さまが走られているのを上から見ることでそれぞれのラインどりも見えるので色々と参考になって「ああ、わかる。こう行かなきゃとわかっていても、こうなっちゃってるんだな」みたいな学びがすごくありました。
そして危険な走行も見えるので、なんともドキドキ(笑)。
The Fest.はもう始まっているものの今回私達は走行プログラムにはエントリーしていなかったので、ホテルのチェックアウトタイムである12時まで部屋でのんびりすごしました。
FSWのサーキットビューが快適すぎだったので、イベントはもう始まっているとわかりつつもついチェックアウトぎりぎりまでホテルで楽しんでしまいました^^
チェックアウトタイムになったのでそろそろ会場に向かいたいと思います。
…と、部屋を出たら他のお部屋の前に置かれれていた1台のミニカー。
何かと思ったらこれが置かれている部屋は「今、ハウスキーピングが作業中」ということを示していたようです。お洒落。
ロビーには世界中のサーキットの形で作られた球体オブジェ。
富士スピードウェイの形もあるはずですが、探しきれず。
ロビー隣接のカフェのテーブルなども色々と遊び心があって可愛かったです。
テーブルの下にもさりげなく車関連オブジェ。
車好きな方であれば1度は宿泊されてみると楽しいのではと思えるホテルでした。
そして1番のオススメはやっぱり何か観戦されたいレースがある日にこのホテルのサーキットビューの部屋からお酒とか飲みつつ観戦されることかな、と。
もちろん、現地(といっても隣)にいって他の皆さまたちと一緒に観戦したり、もっと間近で見たいという時はFSWに行った方が良いですが「今日は部屋からのんびり観戦したい」みたいな気分の時には最高だと思いました。
今回FSWホテル内の富士モータースポーツミュージアムには入場する時間がありませんでしたが、近々またこちらのミュージアムに行く予定がありますのでミュージアムはその時に改めて見てみたいと思います。
想像していた以上に満足度の高いFSWホテル滞在でした。
では、続いてやっとのことThe Fest.に向かいたいと思います^^
続き→The Fest. ①