コーンズ芝とコーンズ東雲サービスセンター
フェラーリ 488 スパイダーがいました
とある平日のことです。ちょっと用事があったので、フェラーリのアドバイザーさんとメールでやりとりをして「では、のちほどコーンズさんに伺いますね」ということに。
そして、コーンズ芝さんに到着。
とっても美しい白の488スパイダーさんを背景に「あ、アドバイザーのAさんとお約束があって来ました~」と、 フェラーリのお姉さんに伝えます。
フェラーリ 488 スパイダー
V8ターボエンジン、670hp、0-100㎞ 3.0秒、最高速度330㎞
しばらく待っていると、お姉さんでも、Aさんでもなくて、別の男性の営業の方がいらっしゃいました。
しかもこちらの営業の方、ちょっと顔がこばわっているように見えます。
どうしたんだろう?と思ったら、 その営業さんが大変気まずそうに「すみません、アドバイザーのAは、 こちらではなく、コーンズ東雲の方におりまして…」とのこと。
オー、ノー!!そうなの?!「コーンズ」って「コーンズ芝」ではなくて「コーンズ東雲(しののめ)」のことだったの?!
確かに私たちの会話の中では「コーンズ」という名称だけでやり取りをしていたので、芝なのか、東雲なのかとかは、どちらも特に確認しあっていませんでした(笑)。
コーンズ東雲サービスセンターにはIとIIがある!
まあでも素敵な488スパイダーを見ることも出来たので、まったく問題なし!きちんと確認しなかったこちらのミスです。気を取り直して東雲に向かいます。コーンズ東雲さんは初めてです。
ナビを設定して、到着。「 すみません、アドバイザーのAさんいらっしゃいますか」と聞いてみるものの「あー、Aはここではなく、もうちょっと先のコーンズです!ここはベントレー専用サービスセンターで…」とのこと。オオー。またかい!まあ、しかたありません、これもナビ設定ミスしたこちらが悪い。ベントレーさんたち見れたので良しとしましょう(笑)!
ちなみに、コーンズ東雲サービスセンターには「I」と「II」があるそうで、それぞれ大変、近い場所にあるのですが、「I」がフェラーリとロールスロイス、IIがベントレーとランボルギーニのサービスセンターとなっているとのことです。
コーンズ 東雲サービスセンターⅠ
(フェラーリ&ロールスロイス)
東京都江東区東雲2-5-6
コーンズ 東雲サービスセンターⅡ
(ベントレー&ランボルギーニ)
東京都江東区東雲2-1-34
再度、気を取り直してここからちょっと先にあるフェラーリとロールスロイス専用というコーンズ東雲サービスセンターへ。
コーンズ東雲サービスセンターIに到着
どどーん!3度目の正直!今度こそ完璧に目的地に到着です。ふ~。
立派な6階建てのビルで、その目の前にはフェラーリが数台とまっていました。
でも、ここでも私は、ひるむことなく911を駐車です!なかなかポルシェもコーンズさんに似合います(笑)。
フェラーリ工場見学@東雲
やっと念願の(?) Aさんにお会いすることができました。 ささっと必要な用事だけ済まして帰ろうと思ったら、Aさんが
「もしお時間があったら、こちらのコーンズ東雲の工場見学をしていきませんか??ご案内しますよ!」
と、お声がけして下さるではないですか。え~!そんな嬉しいオファーとは!!「はい、もちろん暇です、暇!!」と、 本気の暇人丸出しで(笑)、そのままフェラーリ工場見学をさせて頂くことに。
まず中に入ると、車たちのオプション商品などが少し展示されていました。前からクモっぽいと思っていたホイルは、やはり「スパイダーホイル」と言うそうです。ですよね、やっぱり誰が見てもスパイダーっぽいということですよね。
さらに奥に続く廊下を歩いて行くと…
フェラーリクラシケ/鑑定書を得る準備中の黄色のフェラーリ512TR
黄色の512TRが。こちら、フェラーリ・クラシケといって”クラッシック・フェラーリのオーナーに対するレストア、メンテナンスサービス、技術的なアシスト、そして鑑定書を発行する目的で2006年7月に社長であるルカ・ディ・モンテゼーモロの方針で設立”されたものから、鑑定書を得る為に写真撮影を終えて、これからイタリアに送られるとのことでした。
写真が送られるのか、車本体が送られるのかわからなくなってしまいましたが(笑)、状況によって両方ありえるようなので、とにかくもう、私みたいな素人の個人からすると、車を海外に送ったり、海外から取り寄せたりすることって、物凄くハードルが高いことに思えるのに、ディーラーさんだとそういうことが日常茶飯事に普通に行われているのだから、凄いなぁと。
さてさて、そして。サービスセンター内では、まずエレベーターで最上階に上がり、そこから順番に降りてくる形で案内して下さいました。※写真は順番に上のフロアからではありません。順序がわからなくなったので(笑)&お車たちはボカしてあります。
もう、とにかく目の前に広がるは「フェラーリだらけ」!
圧巻の光景でした。すごい!!フェラーリのサービスセンターなので、フェラーリだらけなのは当たり前だということは、頭ではわかっていても、目の前に物凄い価値のあるフェラーリたちが普通にごろごろと並んでいると、なんともホントに感動でした。
サービスセンター内はとても綺麗に管理されていて、勤務されている皆さんもとても丁寧で、素晴らしいの一言です。
色々なフェラーリさんたちが、それぞれの理由で預けられていて、本当に「あ、そのミニカーは450円ですよ」っていうのと同じくらいの感覚で「あ、そのフェラーリは1億5千万ですよ」とか言われるので、もう何がなんだか。普段の生活の金銭感覚ではついていけません(笑)。
「その界隈、業界では有名なフェラーリ」とか、色々と説明して頂きました。深いな~。
この日は、早とちりして「コーンズ芝→コーンズ東雲II→コーンズ東雲I」と、だいぶ遠回りをして、このコーンズ東雲サービスセンターまでたどり着きましたが、時間がかかっても、たどり着いた甲斐がありました!
唐突に、こんな素敵なフェラーリ工場見学をさせて下さったAさんに本当に感謝です。ありがとうございました!!
そうそう、そしてフェラーリの工場(サービスセンター)は、世界各国どこでもこのようにフェラーリの写真(ポスターみたいの)が飾られているそうです↓ 確かに、とても素敵な環境でした。
このサービスセンター内、人間は普通の人間用エレベーターで移動しますが、お車たちはこちらの車用エレベーターにて昇降、このエレベーターがぎりぎりロールスロイスサイズみたいです。
ロールスロイス工場見学@東雲
というわけで、ロールスロイスフロアも見せて頂きました。うーん、イカツイ!
この大変、威厳のある大きなロールスロイスさんたちが立ち並ぶフロアに、薄暗くなった夜中に1人で行きなさいと言われたら、怖くて行けないかもしれません(笑)。
しかも、この時ちょうどコンピューターで車両点検中だったので、ロールスロイスの目が勝手に光ったり、消えたり、窓が開いたり閉じたり、とにかくずっと勝手に動いていたので、なんともこの「沢山並んでいて、かつ勝手に動き続けるロールスロイス」という状況で、「夜にこのフロアに1人では来たくないな!」と思ったのでした(笑)。
見学をさせて頂きながら、フェラーリにまつわる色々なお話を聞かせて頂いたりして、とっても有意義な素敵な時間をすごさせて頂きました。
それにしても、フェラーリはやっぱり圧倒的に「赤色」が多いですね。サービスセンター内も、赤がとにかく多かったです。
サービスセンター内、本当にどこも綺麗にされていて、工場とは思えない美しさで、さすがの「フェラーリ」を感じたのでした。このようなところで、大切に丁寧に整備される車たちも、幸せですね!!
コーンズ東雲&Aさん、素敵な工場ツアーをありがとうございました!!