クラシックポルシェのドライバーズマニュアルが購入可能に
ポルシェクラシックが『700以上のオリジナル・ドライバーズマニュアルを、リプリント(複製/再版)した』とのことが、ポルシェより発表されていました。
これにより、ポルシェはモデルイヤー1952年のポルシェ356から、ポルシェ911の996型まで、ほぼすべての初期モデルのドキュメントを提供することになるそうです。
これらの文書は世界中のポルシェディーラーから入手可能だそう。さらには、テクニカルな文書を直接、ポルシェクラシックのオンラインショップから購入することも可能だとか。
テクニカルインフォメーション、セッティング情報なども
特に古いクラシックポルシェには、ドライバーズマニュアルだけでなく、詳細なテクニカルインフォメーション、セッティング情報、そして実用的な情報までを提供。
それは、
- ラジオユニットナンバー(radio unit number)
- 車両データキャリア(vehicle data carrier)
- タイププレート(type plate)
- ペイントデータプレート(paint data plate)
- エンジンナンバー(engine number)
など、すべて手の詳細、位置情報などがすべて図解などで、詳細に説明されているそうです。
こういった情報が掲載されている冊子は、時間と共に失われていったり、ダメになってしまうことが多いので、これらをきちんと記録して残しておくために、ポルシェは数年も前から、これらの様々なオリジナル文書をデジタル化しはじめていたとのこと。
ドライバーズマニュアルと共に、タイプ、寸法、耐性などの概要についての情報と、保証とメンテナンス冊子も含まれ、さらには、こらら文書には車のエンジンやシャシーに関する設定の詳細情報や、車体寸法についての情報も。
ドライバーズマニュアルの外観もそのままに
それぞれの再版(リプリント)は、印刷された外観やクオリティも、オリジナルバージョンと同じになっているそうです。そういうのって、ちょっとしたことですが、車のオーナーさんからしたら、ちょっと嬉しいことですよね^^
現在、様々な言語で、かつ、ものによっては色々なモデルのバリエーション向けのエディションを含む、約700のドライバーズマニュアルがポルシェクラシックより入手可能となっています。
うち、だいたい150種類のオリジナルドキュメントは、ドイツ語で入手可能。「様々な言語」と言われているうち、日本語のものがどのくらいあるのかはわからないですが、少なくとも、英語で用意されるだけでも、かなり良いですよね。
700以上という数は凄い!!クラシックポルシェオーナー様には朗報ですね^^