ポルシェ好きのドイツ人CEOが2台を乗り比べ
アメリカの有名なコメディアンであり、カーコレクターとしても知られているジェイ・レノ(Jay Leno)氏。
そんなジェイ・レノ氏が今回、彼のお友達であるドイツ人のWilhelm Schmid氏(時計のA.ランゲ&ゾーネのCEO)に、自身が所有する2台のポルシェのキーを渡し、どちらが気に入るかを選んでもらうという企画を行ったそう。
その2台が2004年型ポルシェ・カレラGTと1963年型ポルシェ356カレラ2。
どちらも希少なポルシェですが、Wilhelmさんはどちらを選ばれたのでしょうか^^?

ちなみにWilhelmさん自身もポルシェ愛好家で、ご自宅には1966年型ポルシェ911 S(2リッター)と、1959年型ポルシェ356ロードスターを所有されているそう。
もちろんジェイ・レノさんも、A.ランゲ&ゾーネの時計を所有されているとのことですが、自身はブランドアンバサダーでもないから、もらったわけじゃないよとCEOの前で言われてる(笑)。
さて、そんな2人が今回向かったのは、アメリカはロサンゼルスから数マイルの場所にあるワインディングロードで、ここはジェイ・レノ氏が「アメリカ最高の道」と呼ぶこの場所だそう。
ここでWilhelmさんによる2台のポルシェの走行が行われました。
まずは2004年型ポルシェ・カレラGT
最初に試乗されたのが、2004年型のポルシェ・カレラGT。
ジェイ・レノ氏はこのカレラGTを2004年に新車で購入、これがアメリカ国内に導入された初期の1台だったそうです。

当時、ポルシェの市販車として最速を誇ったカレラGTには、F1由来の5.7リッター自然吸気V10エンジンを搭載していて、このV10エンジンのサウンドは本当に最高なもの。
カレラGTを運転したWilhelmさんはその走りを絶賛、自分の操作に対して思いどおりに反応する、挙動が読み取りやすい車でありながら、病みつきになる魅力があると語られています。
カレラGTの特徴のひとつが、直径わずか6インチ(約15.2cm)という非常に小さなクラッチだそうで、600馬力を超えるパワーを扱う車としては驚くほど小さなクラッチなのだけれど、この構造によりエンジンを低い位置に搭載することが可能となって低重心化に貢献しているそうです。
ジェイ・レノ氏はカレラGTを購入する前に、まずクラッチだけを購入したという話がありました。
それはこのカレラGTの大きなパワーを、その小さなクラッチがどのように受け止めているのかを理解したかったからだそうで、うーん、凄いな。
っていうか、カレラGTのクラッチだけを先に買うとかが出来たのですね^^
続いて1963年型ポルシェ356カレラ2
続いて試乗されたのが、1963年型のポルシェ356カレラ2。
なんとこちら、Wilhelmさんと同い年のお車だそうで。こちらも運転してみるとすっかり気に入ってしまったようです。
自身が所有するポルシェよりも素晴らしいと語り、同じ車を手に入れたいとまで話し始められたWilhelmさん^^

この356カレラ2は、1962年から1965年にかけてわずか436台しか生産されなかった希少なモデルとのこと。
そのうち126台は1964年から1965年4月にかけて、最終型の356 Cシャシーを使用して製造されたそう。
今回の356カレラ2には「タイプ587/1」と呼ばれる4カムエンジンが搭載。
356の通常生産は1965年に終了したそうですが、1966年5月にはオランダ王室警察向けに10台の356 Cが特別に製造されたそうです(でもそれらは4カムエンジンを搭載するカレラ2ではなく通常の356 C)。
最終的に選ばれたのはカレラGT
2004年型カレラGTと1963年型356カレラ2。
最終的にWilhelmさんがどちらを選ばれたのかというと…それはカレラGTでした!
理由は「これまでの人生で運転した中で最高の車だったから」。
実際に運転すると期待以上のものを与えてくれたカレラGTの走りが決め手となったようです。
自分と同い年の356カレラ2も欲しいと言われるほどであったのに、それでも最後に選ばれたのはカレラGTということで、やっぱりあの自然吸気V10エンジンとアナログな走りというものには特別な魅力があるということなのでしょうね~^^
こちらがその試乗をされている動画になりますが、動画の途中で時計(A. Lange & Sohne Watches)の解説も入りますので、そちらにご興味がある方も是非(52:29)↓
出典:Jay Leno Hands Over the Keys to His Porsche Carrera GTs to a German Friend, Asks Him To Pick One
