2025年1月8日にポルシェ911 カレラS (992.2型)が発表されましたね^^
言われていた通りの内燃エンジン車でしたが、残念ながら「出るかも」と言われていたマニュアルトランスミッションは発表なし。PDKのみとなっています。
ではさっそく発表された詳細について見ていきたいと思います:
- 353kW(480PS)、530Nmのトルク、3.0リッターターボチャージ水平対向6気筒エンジン→先代より22kW(30PS)増加
- 後輪駆動
- 911カレラと911カレラGTSの間に位置するモデル
- パフォーマンスとドライビングダイナミクスが強化され、前モデルをはるかに上回っている(前世代ではGTSにしか達成できなかったパフォーマンスレベル)
- 大幅なパワーアップグレード、そして追加オプションが標準装備として沢山ついて911カレラに比べて物凄い付加価値がある
- クーペモデルとカブリオレモデルがある
- パフォーマンスと効率の向上実現のために、新しいターボチャージャーを装備、インタークーラーの冷却を大幅に最適化
- デザインは先代の911ターボモデルをベースにしている
- クーペは0-100km/h加速が3.3秒、最高速度は308km/h
- トランスミッションは8速PDK
新型911カレラSには標準装備と専用オプションが沢山
- カレラSには標準装備が大幅に追加された
- 20/21インチのカレラSホイールによるスタッガードタイヤ
- シルバーのテールパイプのスポーツエグゾーストシステム
- ポルシェ・トルクベクトリングプラス(PTV+) ※カレラモデルでは選択できないもの
- 新しいブレーキシステムはドライビングダイナミクスの面で大幅なアップグレードを提供
- 赤いブレーキキャリパー
- フロント408mm、リア380mmのディスクが標準装備
- オプションも色々と用意されている
- ポルシェ・セラミックコンポジットブレーキ(PCCB)
- 後輪操舵と組み合わされた10mm車高が低いPASMスポーツサスペンション
- ダンパー油圧は先代モデルに比べて最適化、制度と応答性が向上しさらに優れた運転性を実現
- ステアリングはリアアクスルステアリングとの組み合わせでよりダイレクトになり、フロントアクスルの運動特性も調整された
- これによりさらに機敏かつダイレクトなハンドリングが保証され、高速走行時の安定性も大幅に向上
エレガントなインテリア
- ブラックのレザーパッケージが標準装備
- クーペの標準は2シートだが、無料で折り畳み式リアシートを追加することも出来る
- カブリオレにはリアシートが標準装備
- 以下の部分がレザー仕上げ:
- シート
- ヘッドレスト
- ダッシュボード
- ドアパネル
- クーペのオプションのリアシート
- さらにレザーを広範囲に使用するオプションも用意:
- グローブボックスのリッド
- サイドパネル
- シートベースなど
- リクエストに応じてクレヨンのコントラストステッチも選択可能
- マトリックスLEDヘッドライト、ワイヤレススマートフォン充電器は標準装備
- 以下はオプション:
- フロントアクスルのリフトシステム
- HDマトリックスLEDヘッドライト
- ポルシェトラックプレシジョンアプリを含むスポーツクロノパッケージ
新型ポルシェ911 カレラS 国内価格
1月8日9時前現在でポルシェジャパンからの正式な発表はまだありませんが、コンフィギュレーターによると車両本体価格は:
- クーペ:2,203万円
- カブリオレ:2,457万円
となっています。また正式発表があり次第追記したいと思います。
ちなみにドイツでの販売価格はVATとドイツ使用車の装備費込みで:
- クーペ:154,800ユーロ (約2,524万円)
- カブリオレ:169,000ユーロ (約2,755万円)
アメリカでの販売価格は1,995ドル(約31.5万円)の必ずかかってくる販売費用を除いて車両本体価格が:
- クーペ:146,400ドル (約2,316万円)
- カブリオレ:159,600ドル (約2,525万円)
となっています。アメリカでのデリバリーは2025年春くらいを予定しているとのことです。
出典:
◆(公式)The most dynamic 911 Carrera S ever
◆(公式)2025 Porsche 911 Carrera S Coupe and Cabriolet announced