本物のナンバープレートそっくりなお土産品を売るってどうなの?
「エリア51」と聞けば「ああ、あのなんだか宇宙人/UFOと関係しているとか言われれているところだよね?」なんて思われる方も多いのではないでしょうか。
ネバダ州にあるエリア51と呼ばれるアメリカ空軍の訓練基地は機密事項が多いと言われていて一般人の立ち入りどころか撮影も一切禁止。
UFOやエイリアンとの関係についても昔からウワサされてきた有名な場所だけに、ネバダ州ではエリア51に関するお土産品が沢山売られていて、その1つに車のナンバープレート(型のレプリカ)も販売されているそうなのです。
それがこちら↓
お土産として楽しむだけなら良いものの、これらお土産用のナンバープレートを購入された人の中には実際にこのプレートを車につけて走っちゃう方もいるそうで、それが問題になっているとのこと。
何が問題って、困っているのは本物のネバダ州のAREA51のナンバープレートを持っているオーナーさん。
彼は本当にご自身のBMW用にホンモノのネバダ州発行のAREA51ナンバープレートを持っているそう。
彼が持っているのがホンモノのナンバープレート↓
問題は、偽物(お土産品)のAREA51ナンバーをつけた車が交通違反を起こした時、その違反チケットがこちらのオーナー様に送られてきてしまっているということ。
偽プレートをつけて、高速道路の料金所などを(支払いをせずに)通過する人が多いらしく、そういった時は映像に撮られていたナンバーが読み取られ、そのナンバーの持ち主に違法チケットが郵送される仕組みとなっているので、AREA51で違反した人の罪がすべてこの本物プレート所有オーナーさんに行ってしまったという。
過去7年間にわたって、平均して隔週に1枚のチケットが届いたそうで、その数合計172枚。
彼はチケットを受け取るたびに異議を唱えなければならない状況となっているそうです。基本的には異議を唱えればそれが認められ、人の罪を着せられていることはないようですが、でもこれかなりの手間と心労ですよね。
エリア51のナンバープレートを手放せば良いじゃないと思われるかもしれませんが、ご本人はそれを希望して所有しているわけですし、そもそもお土産品の方が本物とすり替えて使われてしまえるレベルなのが問題かと思うので、もう少し「明らかにレプリカ」とわかるように変更するとかの改善があった方が良さそうですね。
出典:Owner of ‘Area 51’ Nevada License Plate Flooded With Tickets Thanks to Novelty Tags