ポルシェのイースターエッグ
海外ではよく「イースターエッグ」と比喩されるものがあります。
それが何かというと、いわゆる隠しメッセージだったり隠しキャラだったりを指すもの。
車のメーカーによってはそういった隠しメッセージなどを車の中に、その名の通り隠し込むという遊び心満載なことをすることがあります。
参照記事:Jeepには隠しキャラがいっぱい。次期モデルの隠れキャラを募集
でも、ポルシェは今までそういった隠しキャラや隠しメッセージをポルシェモデルに入れ込むようなメーカーではなかったので、今まで「ポルシェにイースターエッグを発見!」という話題はほぼなかったかと思います。
が、しかーーーし。
意外なことに、今回発表されたばかりの新型ポルシェ911 GT3 RSに、そのイースターエッグとも言える隠しメッセージがあったのです^^!!
このポルシェの隠しメッセージについて教えてくれたのは、ポルシェGTカー部門トップのアンドレアスさんなわけで、教えてくれたのは992.1型のポルシェ911 GT3 RSのリアリフレクターのすぐ上にあるところのお話。
その部分は、通気口(エアーベント)っぽくみえる形状があるところで、ポルシェはこの形状がリフレクターと組み合わせて必要な形状であったからこそ作ったと言われている部分。
でも実際にはエアーベントではありません。
でも、ポルシェではない他の車のメーカーによってはこの部分にスタイリングをカッコ良く見せるためだけの為に、エアベントに「見せかけて」こういった形状を作っているところもあるそうで。
なので、ポルシェとしては変に誤解をされたくなかったようで、
「見た目をカッコ良くするために偽のエアベントをつけたわけではなくて、必要があったから作った形状なの!!!」
ということを主張したかったと。可愛い(笑)。
No Vent
では、ポルシェがこの部分に何をしたかというと、まさかの。
まさかの。
「ここは通気口じゃないよ」=「no vent」の文字(笑)。
もう、可愛すぎるでしょ~^^!!
偽のエアベント作ってカッコ悪いと思われる前に、ポルシェとしてはエアベントと見せる為に作ったんじゃないもんね!ということを主張している「no vent」の刻印。
面白すぎる。
GT3 RSというすごいモデルなのに、こんなオチがあるなんて。
いつの日か、ポルシェ911 GT3RSの実車に会わせて頂ける日が来たら、この「no vent」も確認させて頂きたいと思います。
ホント、ポルシェ大好き^^
出典:The New Porsche 911 GT3 RS Has a Tiny Easter Egg
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