2021年11月1日にブガッティ-リマック設立
2021年7月5日にブガッティとリマックがジョイントベンチャーを設立するということで合意したという発表がされ、その正式な立ち上げは2021年の第4四半期頃になるだろうと言われていました。
そして今がまさに2021年第4四半期!
発表されていた通り、2021年11月1日にブガッティ-リマックのジョイントベンチャー(合弁会社)が正式に設立されたとの発表がありました。
ブガッティ-リマックとは
以下、簡単に内容をまとめておきたいと思います:
- CEOはリマックの創立者兼CEOであるメイトリマック(Mate Rimac)氏。※日本語表記でマテと表記されているところと、メイトとなっているところがあるのですが実際の発音はどちらなの??わからないのでここではメイトにしています。
- ブガッティ-リマックの合弁会社の拠点はクロアチアのスヴェタネデルハ
- ポルシェAGは戦略的パートナーという位置づけで主要な役割を果たす
- ブガッティ-リマックの監査役会にはポルシェCEOのオリバーブルーメ氏と、CEOのルッツメシュケ氏が参加
- ブガッティ-リマックは、リマックグループ(55%)とポルシェAG(45%)が所有
- ジョイントベンチャー内でもブガッティとリマックはそれぞれ引き続き独立したブラント&メーカーとして運営される
- クロアチアのザグレブと、フランスのモルスハイムにあるそれぞれの生産拠点と流通チャンネルも維持
- 現在のブガッティCEOのステファン・ヴィンケルマン氏は2021年10月31日付けで辞職、その後ランボルギーニの社長に就任
- ベンチャーの新しいマネジメントチームはブガッティの元プロダクションマネージャー兼共同マネージングディレクターのクリストフ・ピオチョン氏を含む(最高執行責任者となる)
- 最高財務責任者となるラリッサ・フレージャー氏は、直近までポルシェでデジタリゼーションと新規ビジネスモデル開発部門のマネージャーだった人物
- 最高技術責任者にはマクラーレンのチーフエンジニアだったエミリオ・セルボ氏
- 現在2億ユーロの費用で建設されている新しいリマックキャンパスへの移転は2023年に計画されている
- 上記施設はブガッティ-リマックの共同研究開発施設の場所でもあり、200,000平方メートルの敷地で2,500人が勤務することになる
- 最初はブガッティ-リマックはザグレブに約300人、モルスアイムに約135人の従業員でスタートする
今後のこの新しいジョイントベンチャープロジェクトは、ブガッティとリマックのそれぞれの強みと魅力をさらに強化していくとのことで、いったいどうなっていくのか私には想像もつきませんが、楽しみです^^
出典:
◆(公式) Green light for the joint company Bugatti Rimac
◆(公式) ブガッティ-リマックの合弁会社が正式にスタート
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