ブレーキパーツ、キャリパーが交換されました
2020年11月5日に富士スピードウェイにて開催されたポルシェのドライビングレッスンである「ポルシェ・トラックエクスペリエンス」のパフォーマンスレベル・プログラムに参加しにいった私。
そのプログラムが始まってすぐに、この日のプログラムに参加する為に一緒に行っていた参加車両である、私が最も愛する愛車のポルシェ911カレラ (991.2)が、ブレーキパーツの破損により壊れてしまいました。
何がどう壊れたかはこちら→ 壊れちゃった黒カレラさん…
PTEにちょっとだけ参加した時のことはこちら→ ポルシェ・トラックエクスペリエンス(PTE):Performanceに参加してき…たの?
その黒カレラと最後に会ったのは、カレラが富士スピードウェイから先に積載車によって運ばれた都内ポルシェセンター。
私もあとからそのままポルシェセンターまで直行して、その時最後に見たカレラの姿がこちら…。
ブレーキが壊れてしまっていたので、積載車からカレラを降ろしてこの場に車を停めることだったり、ここからまた動かす時も皆さま大変だったのではないかと思います。
さて、このカレラとお別れした日から待つこと約2週間。やっとのこと、黒カレラの修理が終わり、直ったとのことでした(待ち時間はドイツ本国からのパーツ到着待ちが長かった)。
連絡をもらって、ポルシェセンターへと引き取りに行きます。
ブレーキパーツが壊れたのは右フロント。
今回、その壊れたパーツ(ブレーキパイプ)とさらにはキャリパーを交換して頂いたとのことです。
これが新しく交換して頂いたキャリパー。
確かに言われて良く見てみると、PORSCHEの文字が白いし綺麗!
こちらが他のキャリパー(交換されていないもの)。ちょっと撮影位置が悪いですが、まあ、汚れもあってPORSCHEの文字が黄ばんでいるような感じに見えます。
比べてみると一目瞭然。
新品の方はやっぱり「新品感」がありますね^^ (上がもともとの方で、下が今回交換された新品キャリパーのもの↓)
右前以外のパーツもすべて交換
さらには、今回このパーツ破損が起こったのは右前でしたが、やっぱり気持ち的に「右前だけ直してもらえれば安心」…とはなりませんでした。
「右前のパーツがいきなり原因不明で壊れたなら、もしかしたら次は左前も壊れるかもしれない」とか考えてしまったので。
さらには、PTEのインストラクターの皆さまを始めポルシェセンターの方々からも、すべてのタイヤのパーツ交換をした方が安心・安全、と言われたこともあり、今回はすべてのタイヤの、その右前で壊れたパーツ部分を交換して頂きました。
ちなみに、右前の修理は保証でカバーされました。
安心の為に交換した残り3本分のパーツと、あとは念の為に交換したブレーキホース4本分は自費です。
今回の件について「ポルシェからきちんと説明があるのでは」「リコールになる案件では」などご心配して下さった方々も多くいらっしゃいましたが(ありがとうございます)、たぶんですが、これ以上何もありません。
とりあえず、パーツ交換で直って、これで修理完了かな。DONE。多少思うところはあるけれど、これでDoneなら、これで。
黒カレラ引き取りの日
ポルシェセンターに黒カレラさんを引き取りに行く前には「いきなり会えなくなってからの2週間、もう会いたくてしかたなかったから、会えた瞬間泣けてきたらどうしよう」なんていうことを心配するくらい「会いたくて、会いたくてしかたない」気持ちでいっぱいでした。
でも、いざ、ポルシェセンターに向かい始めて、ポルシェセンターが近づいてきたら、もう、なんていうか、私のなかには「感動の再会」なんていう気持ちではなくなって、とにかくなんというか「変な緊張感」しか出てこなかった…。
2週間くらいのことだけれど、それまで毎日乗っていたカレラにずっと会っていなくて、触れていなくて、なんというか、色々な不安もやっぱりあって、「私に乗れるのかな」という気持ちになったというか。
「運転できるかな」なんてことまで考えちゃった。それはもう、普通に運転は出来るに決まってるのに。でも、そういった何とも言えない変な緊張感でいっぱいでした。感動どころじゃなかった(笑)。
お支払い等々を済ませて、いざ帰るとなった時に思わず失礼ながら「本当に(車)、大丈夫かな」と聞いてしまったのですが、「メカニックがもう絶対に大丈夫と言っているから大丈夫です」と言ってもらって、ああ、って思いました。
確かに私としても、ポルシェのメカニックさんたちのことを100%信頼して、黒カレラさんのことすべてをお願いしているわけなのだから、皆さんが直してくれて、大丈夫と言ってくれたのなら大丈夫。
そう思えました。
久しぶりのカレラさん。
走り始めてほんの少しでやっぱりすぐに「ああ、そうそう、これがポルシェ911カレラ!!」って私のなかでの「感覚」が戻ってきて、そうしたら今度は一気に嬉しさ爆発。車内でいきなり1人で大感動の始まり。…単純(笑)。
ポルシェセンターからの帰り道、そしてその翌日からもまた毎日乗り始めた黒カレラ。
乗るたびに「はぁ、最高」という想いがどんどん大きくなって、やっぱり私はこのポルシェが大好きなんだな~って改めて思っているところです。
黒カレラがいてくれる何気ない日常が1番幸せ
今回、こうして大好きなカレラが壊れて、しばらく離れて、また戻ってきてくれて。
その後、運転しながら色々なことを考えたのですが、私にとってこの黒カレラさんって「一緒の時間をすごせたらそれだけで良い存在」なのだなって思いました。
私はこんなにもポルシェ大好き、そして車全般に関しても好きと言いながら、実は今までに色々な団体、グループなどにお誘い頂いても、未だにどこにも所属したことがありません。
さらには、ポルシェで走ることは大好きなのですが、だからといってツーリングに行きまくったり、首都高を走り回ったり、どこかのPAに出向くということももほぼありません。
そういうことも、もちろん楽しいです。ポルシェのイベントに参加することも、とても楽しくて大好きです。オーナー様たちと交流するのもとっても好き。
それでもたぶん、私のなかで最も大切なことは「私がカレラとすごす時間」なのだなって、今回本当に改めてよくわかりました。
ポルシェが大好きすぎて、このブログでポルシェ愛を叫ばせてもらってはいるものの、それでもやっぱり自分にとっては、誰にも知られなくていいから、私のところにこの黒カレラさんが元気にいてくれて、一緒に走ってくれていたらそれだけでよくて、それが日々の幸せなんだな、と。
ああもう、本当にやっぱり大好き。これからもいっぱい、いっぱい、何気ない日々を一緒にすごしていきたいと思います。
あ。最後の写真でわかっちゃいました?
はい、もちろん「おかえりなさい」と共に、カレラを停めたあとにはエンジンからの最高の熱の香りと熱さを感じた私だったのでした。
さ~、また愛するポルシェ911との変態な日々が始まっちゃいます^^
幸せ!!!黒カレラさん、あなたに出会えて本当に幸せです。
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