新しいポルシェ718 GTS 4.0モデルたち
少し前に「これ、6気筒モデルのポルシェ718ケイマンGTS?」というスパイショットが掲載され「お、これいよいよ出るのでは?」なんて思っていたところでした。
こちら↓が、1月4日にツイッターにあげていた718ケイマンGTSのスパイショット。(Rika@911supercars.comのツイッターはこちら)
そして、このスパイショットが撮られてから、約2週間もたたずして…なんだか、いたってあっさり出てきましたね^^
というわけで、今回2020年1月16日に発表され、ポルシェのミッド・エンジン・スポーツカーレンジへのモデル追加となったのが、以下の2モデル。
- 718ケイマンGTS 4.0 (718 Cayman GTS 4.0)
- 718ボクスターGTS 4.0 (718 Boxster GTS 4.0)
718ケイマンGTS 4.0と718ボクスターGTS 4.0とはどういう車?
またさっそくですが、箇条書きで発表内容を簡単にまとめておきたいと思います^^
- 400馬力の4リッター、6気筒ボクサーエンジン (718スパイダーと718ケイマンGT4と同じもの)
- エンジンは718スパイダーと718ケイマンGT4用に開発された「9A2 Evo」型。
- 自然吸気(NA)
- 2人乗り
- 6速マニュアルにスポーツエグゾーストシステムの組み合わせにすると、すっごいパワーになって、めちゃくちゃ楽しいドライビング・エクスペリエンスを体験することが出来る
- 時速0-100kmが4.5秒
- 最高時速 293km
- ポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネジメント(PASM)により車高は20mmダウン (オプションでPASMスポーツ・サスペンションにすると、10㎜ダウン)
- 機械的に制御されたスリップ・リア・ディファレンシャルを備えたポルシェ・トルク・ベクトリング(PTV)により、新しい世代のGTSは、ダイナミックなハンドリングと、さらには普段使いも出来るという両方のバランスがよく取れている
- ポルシェ・トラックプレシジョン・アプリがアップグレードされた、標準装備のスポーツクロノパッケージは、ミッドエンジンのスポーツカーである車の性能、楽しみをさらに強調させる
- アップグレードされたアプリ搭載のスポーツクロノパッケージは、サーキットにおいてPCMディスプレイにパフォーマンス関連のデータを表示し、また後で分析するためにデータを記録する
- 黒のコントラストカラーによるデザインエレメント、それにダークなアルカンターラのインテリアがいわゆる「GTSモデル」を造りあげている
- 718スパイダーと、718ケイマンGT4と同じく、4リッターエンジンは素晴らしい効率性がある
- 負荷が少ない時に、2つのシリンダーバンクを交互に停止させるアダブティブ・シリンダー・コントロールや、ピエゾ・インジェクターによるダイレクト・フューエル・インジェクション、そして可変インテークシステムが車の効率性に貢献
- GTSのエンジンは素晴らしいパワーリザーブと、すごくはやいレスポンスにより、無理なく7,800rpmの回転数に達する
- さらには、ダイナミック・ダンパー・コントロールを備えたスポーツエグゾーストシステム(標準装備)により、最っ高の6気筒水平対向エンジンのサウンドを楽しむことが出来る
- 718 GTS 4.0モデルたちは、ガソリン・パーティキュレート・フィルター付きのツイン・テールパイプ・スポーツエグゾーストシステムを採用(718スパイダーと718ケイマンGT4と同じ) ※日本仕様ではGPFが付くとの記載はありませんが、現時点では不明。
- このサドルタイプのデザインは、GTSモデル用に特別に開発された黒のリア下部分の為のスペースを作っている
- 非常に正確なハンドリング、俊敏なステアリング、コーナーレスポンスなどにより、シャシーはとってもエキサイティングなドライブ体験を提供
- ホイールは、サテングロスブラックの20インチ軽合金製
- タイヤは『フロント:235/35 ZR 20、リア:265/35 ZR 20』のハイ・パフォーマンスタイヤ
- 強化されたブレーキシステムは、クロスドリル・ディスクと、赤色のキャリパー
- オプションでポルシェ・セラミック・コンポジット・ブレーキ(PCCB)が選択可能
- 以下に適用されているコンストラクト・ダークカラーがGTSモデルのスポーティなステータスを表している
- スポイラーリップ
- スポーツデザイン・フロントエプロン
- フロント・フォグライトレンズ
- リアライトレンズ
- 新しく再設計されたリアバンパー下部
- 内装ではダークカラーのアルカンターラによりスポーティかつエレガントな感じになっていて、アルカンターラが採用されているのは以下の箇所
- スポーツシートプラス(標準装備)のセンターパネル
- ステアリングホイールリム
- センターコンソール
- シフトレバー
- 両側のドア・アームレスト
- 718 ケイマンGTS 4.0の場合は、Aピラーとルーフライニングもアルカンターラとなっている
- オプションでGTSインテリア・パッケージを選択すると、カーマインレッドまたはクレヨン色からも以下のステッチ、ロゴを強調することが可能
- レブカウンター
- シートベルト
- ヘッドレストの「GTS」刺繍ロゴ
- ブラックボーダー付きフロアマットの「PORSCHE」ロゴ
- トリムエレメント、またセンターコンソールトリムはカーボン製
- ポルシェ・コミュニケーション・マネジメント(PCM)は、高解像度の7インチタッチスクリーン
- 日本仕様では、リアルタイム交通情報を備えたオンライン・ナビゲーション・モジュール、ボイスコントロール、ポルシェコネクトも標準装備
- オプションでBOSEサラウンド・サウンドシステムや、ブルメスター・ハイエンド・サウンドシステムも選択可能
ポルシェ 718GTS 4.0 の価格と発売日
ドイツでの価格は以下の通り:
- 718 ケイマンGTS 4.0: 81,926ユーロ (約1,004万円)
- 718ボクスターGTS 4.0: 83,949ユーロ (約1,029万円)
- 718 ケイマンGTS 4.0、718 ボクスターGTS 4.0の両モデルとも、ドイツでは2020年3月からディーラーにて入手可能となる予定
さあ、悩ましくなりましたね!!!…って、よくわからないコメントですが(笑)。
でも、色々と悩まれる方も多くなるのでは、なんて思ったりしています。どうなのかな。
私はいつの日か、機会があれば是非この718GTSモデルさんたち、1度は走らせてもらいたいな~と、夢見ておきたいと思います~^^
The all new 718 GTS 4.0. More of what you love. (718 GTS 4.0オフィシャル動画)
出典:
◆ (公式)The new 718 GTS 4.0 models: driving pleasure for all the senses
◆ (公式)ニュー718 GTS 4.0モデル:あらゆる感覚のためのドライビングプレジャー