ベースモデル・タイカン Porsche Taycan4S
2019年10月14日に今度は素タイカンとでも言うのでしょうか、いわゆるベースモデル (エントリーモデル) のタイカンとなるタイカン4Sが発表されました。
※こちらのモデル「4S」なので「エントリーレベルというのは変じゃない?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、今回、ポルシェが発表されたニュースリリースに
「Taycan Turbo S and the Taycan Turbo, the Taycan 4S is therefore the new entry-level model in the series」
と、エントリーレベルモデルであると表記されているので、そのように記載しました^^
ポルシェ・タイカン4S 価格
現在、日本国内での価格は未定となっているので、アメリカでの価格となりますが、車両本体価格で:
- タイカン4S パフォーマンスバッテリー:105,150ドル (約1,140万円)
- タイカン4S パフォーマンスバッテリープラス:111,730ドル (約1,211万円)
ちなみに、2019年9月4日に発表された、ポルシェの電気自動車タイカン(Taycan)の上位機種である「タイカンターボ」と「タイカンターボS」という2モデルについては、2019年10月15日現在、まだ日本国内での価格が発表されていないので、同じく米国での価格となりますが、以下の通りとなっています。
- タイカンターボ: 150,900ドル (約1,600万円)
- タイカンターボS: 185,000ドル (約1,969万円)
これを見ると、タイカンターボとタイカンターボSよりも、タイカン4Sは車両本体価格がかなり抑えられているのがわかります。
タイカン4Sのバッテリーサイズは2種類
タイカン4Sでは2つのバッテリーサイズが用意されるとのこと。
- パフォーマンスバッテリー:530馬力(390kW)、容量:79.2kWh
- パフォーマンスバッテリープラス:571馬力(420kW)、容量: 93.4kWh
今回発表されたタイカン4Sには、パフォーマンスバッテリーが標準装備となっており、タイカンターボとタイカンターボSには、パフォーマンスバッテリープラスが標準装備となっているとのこと。
タイカン4S 仕様
タイカン4Sは、どちらのバッテリーを選択したにしても、0-100kmは4.0秒、最高速度は250km/h。一充電での走行距離は、パフォーマンスバッテリーで407km、パフォーマンスバッテリープラスで、463km。
最大充電容量は、パフォーマンスバッテリーで225kW、パフォーマンスバッテリープラスで270kW。
タイカン4Sの標準装備ホイールは、19インチのタイカンSエアロホイール。ブレーキキャリパーの塗装は赤。
Porsche Dynamic Light System Plus(PDLSプラス:ポルシェ・ダイナミックライトシステムプラス)のLEDヘッドライトも標準装備。
インテリアとしては、パーシャルレザーと、8Way電動シートが標準装備。もちろん、タイカンターボたちと同様、革を使わない素材のオプションも提供されます。
また、Porsche Active Suspension Management (ポルシェ・アクティブサスペンション・マネジメント:PASM) も装備。
フロントのブレーキキャリパーは6ピストンで、ブレーキディスク直径360mm、リアは4ピストンキャリパーで、ディスク直径358mm。
タイカン4Sは、ヨーロッパではすでに受注開始されており、2020年1月にはヨーロッパのディーラーに入ってくるとのこと。
それってもう、あっという間!すぐですね^^
★追記★
日本語でのプレスリリースも出されました。詳細はこちらのポルシェジャパンサイトへどうぞ^^
→ ポルシェが「タイカン4S」によってフル電動スポーツカーのモデルレンジを拡張
出典:
◆Porsche extends electric sports car model range with the Taycan 4S
◆2020 Porsche Taycan 4S Offers up to 563 HP and a Lower Price